ラテルネ瀧根の登山塾

昨日の講習会、少しは天気が回復するだろうと思ったのですが
全く変化なし。新人さん達はたっぷり冬山の洗礼を受けました。

朝は雑炊を食べてホッコホコ。
余ってたご飯があったので味噌とネギを追加して二回戦。
それがまた絶品で皆お腹一杯に！

テントはそのままに講習を始めようとしたその時、
何と予期せぬ訪問者が。午後から仕事が待っているY君が
わざわざ顔を見せてくれたのです。

すぐ帰るというので写真だけ撮り、皆で見送りました。
５分いたかいないかでしたが、その律儀さに朝から感動させられました。

テントの横のちょっとした斜面でアイゼンワークの基本について勉強し、
いざ実践という事で摩利支天の風下側へ移動したものの
やっぱり風雪は厳しく、早々に切り上げて樹林帯でやる事に。


テントを撤収し下っていくと、ウソのように穏やかになります。
前日、「瀧根さんですか｝と声を掛けて下さった大垣山岳会や
京都・下京山岳会と三重の若い人達も下って行かれました。

我々は適当なところでワカン歩行や下りの歩行技術について
確認しながら、ゆっくり下山。

「森の仲間達」というところで温泉に入って帰ってきましたが、
スキー場の営業を止めてから冬期営業する濁河温泉は
激減しているとか。やっぱり閑散としていて寂しかったです。