御殿場口 その2
土曜からの人が多かったのもあったようで
富士宮口や吉田口のような渋滞待ちは一切ありませんでした。
でもやっぱり変わらぬ景色が延々と続くのは辛いものが・・・
コースタイムが8時間40ですから、まるで「行」。
前夜、まさかここまで車は入らないだろうと思ったのが大間違い。
砂地に張ったテントの横にはひっきりなしに車が。
おまけにすぐ隣では、早くからテーブルを出して優雅な朝食。
寝不足でペースが上がりませんでした。
早く着いても一泊するには時間がありすぎるので
10時出発と決めてあったんですが
全員揃ったのが早かったので、トップが9時、
それから10分毎に1人づつ出発しました。
無線の調子を確認するためです。
皆、15㎏から30㎏を背負って登りましたが
早いので5時間、僕が7時間程で山頂でした。
影富士を見たりして時間をつぶし、陽が落ちてから軽い夕食。
暗くなってからの夜景がとてもきれいでした。
焼酎のお湯割り、ウイスキー、日本酒で作った梅酒?
などを軽く飲んでうとうとしたら、
「突風が来るかもしれませんから気をつけて」
とガイドの声。周りは一面ガスに包まれていました。
皆軽い頭痛がありました。
当然パルスオキシメーターの数値も低い。
初めての山頂泊ですから無理もありません。
雑炊を食べて出発。
下りはコースタイムが3時間半。
我々は宝永火口見学コースで2時間少し。
靴下の中まで砂で一杯。耳の穴や鼻の穴まで真っ黒でした。
(一歩で二歩稼げる須走り)