今回は富士山トレ、中止
今日も富士山御殿場口から…と書きたいところだけど、
この天気で一ヶ月ぶりに中止。
もう出発まで3週間。
メンバーには家族とともにゆっくりと過ごして欲しい。
休みもなく富士山に通い続けてきたんだから。
出発すると
子どもがいないから、ひとりぼっちで待つ奥さん。
1人息子や娘の帰りを待つご両親、
そして元気一杯に見える我が家の女房も含め
例えそれが空気のような存在だとしても
いない事にはやっぱり寂しいものがあるのだろう。
待たされる事を知らない、「身勝手」な男の価値観に
皆が振り回されているとしたら、僕は極悪非道な存在だ。
これまでそんな事をどれだけ続けてきたのだろうか。
誰かに負担を強いながら「創る」ものに何の意味があるのか、
神々の座に、そもそも遊びに行く資格があるのか、
それこそ「豊穣の神」に叱責されるのではないか。
そんな思いを洗い流そうとシャワーをした。
悩んでも仕方ない。感謝するしかない。
人生、家族にしかかけられない「やんちゃ」もある。
と言っちゃうのも傲慢だなぁ。
久しぶりの朝シャワー、すっきりさっぱり!
待たされる家族に隊長としてのメッセージを書き始めた。
前回のアンナプルナ、
「行く者は、常に山は自己責任と言うけれど、
行く者には還って来る責任もある」
そんな女房の言葉を思い出しながら。