ひと仕事終えて
昨日で特殊伐採の仕事は終了。
国体を挟んで延べ8日間、3人で6本を倒した。
(二股になっているのが2本で実質8本、総延長にして200m)
最後に残ったのは切断面150㎝、高さ2m50。
これが思った通りの方向に倒せた時、皆で握手した。
何だか重篤なけが人をレスキューできたような喜びだった。
祠も人間も、もちろん無傷。
森林組合だとか電力関係の会社の人等が見学に来ていた。
クレーンを使わない分を技術で補う、飛騨で初めての仕事だから
その業界では興味津々なのだろう。
「飛騨遊び塾」は3人の専任講師で構成されているが、
その1人がアーボ・二村。
外国では50mを超すような高木性樹木専門の職人をアーボリストと言う。
彼は「飛騨特伐」というそんな仕事を始めたばかり。
今回彼の依頼で、初めてそんな楽しい仕事に携わった。
そんなふうに「遊び」以外にも各々が協力し合っている訳だが
さすがに国体を含めて連続12日間の仕事はきつかった。
今日は久々野町の収穫祭イベントの準備でアルコピアへ。
先回好評だった「ヒマワリ園」でのZIPラインは30m。
今回はスキー場のリフトとリフトを繋いで70mだ。
明日の本番は、またアルコピアに皆の笑い声が響くといいな。
そんな想いにワクワクしながらワイヤー等を設置する。
痛風の薬が切れているのだが、医者にも行けない日が続く。