アイスクライミング
昨日はボルダリングジム・ハイマウントのAさんと「ハモずし」へ。
ハイマウント協賛のアクティブイベント=アイス講習会だった。
英語教師のAさんは南米系アメリカ人。でも日本語がペラペラで
全く問題なくコミュニケーションが取れた。
実家はカリフォルニア州で、ジャイアントセコイアが近くにあるという。
これには同行した飛騨特抜のアーボ二村も興味津々。
ジャイアントセコイアは以前ナショナルジオグラフィックで見たことがあるが
大きいものは直径11m、高さ80mを超すという。
面白い話が、この樹は火事で生き延びてきたというもの。
人間は、最初山火事からこの樹を守ろうと消火活動をしたらしい。
でもその内、この樹は50cmの樹皮で身を守ること。
種子が火事の熱で初めて落ち、種の保存に繋がること。
更に山火事跡の灰の中でしか発芽しないことが分かってきて
以来、被害が大きくならない限りは消火しないとのことだ。
だから数十年おきに発生する山火事があって初めて
2000年から2700年と言われる命が繋がっている訳だ。
何という自然のプログラム、強さ、営み。
アイスクライミング、彼女はとても上手になった。
もともとアクティブな彼女、筋力が半端じゃない。
アックスの振りもアイゼンの蹴り込みも、下手な男以上のものがある。
ほんの少しアドバイスするだけで、めきめき上達した。
残念ながらあと半年で田舎に帰り、仕事をしながら大学院に通うという。
「ホントに楽しかった、ありがとう」そう言ってくれる彼女を二人で見送った。