スノーシューツアー
昨日はアルコピア・スノーシューツアー。
なかなかの天気に恵まれ、旧第五リフト終点までピストン。
参加者の一人は先週の上高地スノーシューツアーにも
参加した人で「ただ寒い中歩いただけで楽しくなかった」とのこと。
実はこのツアー、山岳会のメンバーが引率したものなのだが
運営があまりよろしくなかったようだ。
スノーシューツアーなのにスノーシューを借りられなかったと言う。
運営側はバスの中でアナウンスしたらしいのだが
聞いてなかった人はそのまま手ぶらで出発したらしい。
多分「皆に伝える」アナウンスではなかったのだろうし
出発時のチェックをしていないということでもある。
「金儲けのためのツアーではないから」と言ってしまったら
それで終わってしまうが、マネジメントができない「山屋」と捉えれば
これまで書いてきた我々の限界を突きつけられる問題でもある。
反面教師として受け止めた。
伝えること、運営すること、全て相手を思いやることができねば
不可能なもの。相手の立場に立つのは大人でも難しい。
ドラッガーはこんなことも言っている。
「多くの人が、話上手だから人との関係は得意だと思っている。
対人関係のポイントが聞く力にあることを知らない」
アルコピア上部は新雪が約30cm。スノーシューの本領発揮だ。
同行した森林インストラクターが興味深い話をしてくれたりして、
無理なく楽しく、ピストンすることができた。
〈全行程一番の難所〉