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2013年07月14日

沢上(そうれ)谷

昨日は息子と沢上(そうれ)谷の下見に行ってきた。明日15日の
参加者は総勢18人と決定。その組み立てや技術の確認もある。

朝から雨が降っていたのでどうしようかと思ったが、どうせ
濡れるんだから、と出発。現地に着いたら、雨の中結構な人が
下から登ってきていた。我々はその沢を下るのだが、多くの人は
下の車止めから登って来て、林道を歩いて下る。車で10分位は
掛かるから4~5キロくらいはあるだろう。

どう楽しもうと勝手だが、この沢は「沢登り」そのものの価値は低い。
登る滝の数が少なく、ハイライトの「みの谷大滝」は直登できないから
当然大高巻する。だから最後まで静かな「沢歩き」を楽しむ沢だ。

〈みの谷大滝の落ち口〉
沢上(そうれ)谷

我々の課題は、その大滝をどのように下るかというものだった。
当初考えていたのが上部左岸から下部右岸にガイドロープを張り
そこを上部コントローラーが別ロープで降ろしてあげるというもの。

そのため下部の岩にボルトを打つ準備もしたのだが、人工物を
沢に残すのも気が引ける。結局右岸から降ろし、お客さんが
ルートを自由に取れるようにした。水しぶきを自由に選択できる
から、もし寒ければ濡れないルートを取ることもできるわけだ。

どうしても怖くて降りられない人のために、右岸の斜面を歩いて
降りていくルートも作った。でもそちらもロープが要るから
なかなか面倒で、もちろん専属スタッフが必要になる。

降りられない人は入渓した地点に戻って車で移動、下の駐車場
から登り返して本隊と合流することにした。大滝の後にも岩洞滝の
裏をくぐったり、見事な五郎七郎の滝見物が残っているからだ。

〈下から見る30mの大滝〉
沢上(そうれ)谷

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Posted by ラテルネ瀧根 at 05:32│Comments(0)
 
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