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2013年07月07日

確保講習会

昨日は千種アルパインクラブの確保講習会。若い人中心に7人が清見に集まってくれた。飛騨山岳会の「虎の穴」は高さ約10m。80キロの重りを作って落下率0,3で落とすと、衝撃荷重が大きすぎて制動確保でなくてもグランドフォールしてしまう。結局45キロにして制動確保ができるようにした。
雨がぱらつく中だったが1人平均5回ほど肩絡み制動確保をやり、その後ビレイデバイスに切り替え、同様にやってみた。皆、器具を使った確保の難しさが良く分かったようだった。夕方更に2人が合流。今朝は更に2人が加わって続行。  

Posted by ラテルネ瀧根 at 06:06Comments(0)研修・講習会

2013年05月19日

谷川講習

当初は唐松岳だった都岳連の雪山講習、ゴンドラの点検のために変更を余儀なくされた。代わりの山は谷川連峰の最高峰、仙が岳、そして平標(たいらっぴょう)の2座。この山、アプローチの林道で山菜が採れる。唐松を楽しみにしていた人もいるだろうから、せめて楽しんでもらいたいという細やかな配慮もあったようだ。
幸い今日下山するまで雨も降らず、多くの人がこしあぶら、タラの芽など山菜取りを楽しんでいた。
  

Posted by ラテルネ瀧根 at 20:36Comments(0)研修・講習会

2013年05月18日

群馬・谷川へ

今日は都岳連雪山講習の助っ人で谷川へ。と言っても上越道・豊田飯山インターから新潟方面へ走り、苗場スキー場付近からの登山だ。
一昨日まで天気が悪い予報だったから中止になるかも、なぁーんて思っていたが上天気。眠い目をこすりながら、117号線を走っている。そういえば昔、いすず117クーペなんて名車があったなぁ〜。  

Posted by ラテルネ瀧根 at 09:08Comments(0)研修・講習会

2013年04月30日

防御の技術

昨日、一昨日の講習に参加したのは、とても真面目な2人。
同じ日程で開催された、日山協氷雪研修会(富士山)に参加希望だったが、
飛騨からの参加者がいなかったため断念。
せっかく休暇を確保してあるから、ということで僕に依頼があったもの。

穴毛谷の第一尾根東北支稜には訓練用にとても良い斜面がある。
その「虎の穴」を使うのは久しぶりだが今回もいい条件だった。

土曜だけ休みだったSちゃんにもその穴毛で講習会を考えていたのだが
天気が悪かったので、急遽「城山研修」と称する花見となった。
寒かったから途中でテントを張った。どぶろく「研修」はとても楽しかった。

このため、日曜の集合はちょっとゆっくりめの9時とした。
穴毛谷の左岸にテントを張り終えたのが12時。お昼を食べて出発。


20から30センチの積雪があり、明らかに弱層ができている。
滑り台を作る時、うまく湿雪表層雪崩を誘発することができた。

富士山においてもメインの技術となるスタンディングアックスビレイを
繰り返し行い、皆「制動」というものについて身体で覚えた。
人数が少ない分、回数をこなせるからとても練習になる。

夜は鍋。土曜日に新発売されたばかりという無濾過の白真弓が旨かった。


翌日は6時起床。昨日の場所を更に踏み荒らしての
アバランチトランシーバーによる搜索。
やはりデジタル式の方が初心者には分かりやすい。
繰り返しやることで、試行錯誤しながらも徐々にスピードアップした。

シーズン前に必要な練習を必要なだけすること。何といっても練習に尽きる。
登ることだけに目を奪われがちだからこそ、防御の姿勢が重要だ。
  

Posted by ラテルネ瀧根 at 06:31Comments(0)研修・講習会

2013年04月29日

穴毛・虎の穴

昨日から特別チームの講習会をやっている。場所は穴毛谷の秘密「虎の穴」。
昨日は雪上技術、今日はアバランチトランシーバーによる捜索、雪崩対策などの予定。  

Posted by ラテルネ瀧根 at 07:25Comments(0)研修・講習会

2013年04月15日

ブ、ブレーキが!

講習会主催者も、なかなか受講生のペースを掴むのが難しい。
だから、ほんのちょっとアイドリングが上がりにくい人は
苦しいばかりの講習会となってしまいがち。

せっかく講習会に参加して、山にも登れず自信を失ってしまうでは
何のための受講だったか分からなくなってしまう。
我々山屋はどうしても自分の会のペースで動きがちだ。
もっと受講者を見て、その立場に立たなくてはと思う。

赤岳山荘までは幕営班で行動。行きはアイゼンを着けたが
下りは特に決めず、僕ともう1人は着用しなかった。他3人は着用。
着用しなかったメンバーは氷で5回くらい転んでいた。

以前書いたように、あまりアイゼンに頼っていては歩行技術は身に付かない。
安全なところでは是非トライし、歩けることを実感して欲しい。

山荘付近で共同装備を回収し、解散式。皆の到着を待っている間
4人ほど知り合いのガイドが下っていった。皆頑張っているなぁ。

僕の車に共同装備を積み込んで走り始めたらブ、ブレーキがきかない!
とにかく美濃戸口までは下りようとサイドブレーキで進んだ。
それが途中で警告灯が消え、ブレーキがきくようになった。何だろ?

装備を東京組の車に移し替え、そのまま帰ることに。
全く問題なく進み、まずスタンドで洗車する前にタイヤを洗った。
すると、何とホイールから“ジュッ”と音がして湯気が上がる。
え~、なんじゃこれ。やっぱり何かおかしい。
洗車・給油し、購入した店に持ち込んだがよく分からない。
閉店した後だったので、近い内にまた見てもらうことにして帰宅した。

  

Posted by ラテルネ瀧根 at 05:48Comments(0)研修・講習会

2013年04月14日

八ヶ岳雪山教室

八ヶ岳の雪山教室が無事終わった。
去年と違ってアプローチはテント(幕営)班、登山は行動班毎という
面白い班編成だった。

僕の行動班は男性1人と「あまり歩けない」と思われている女性の2人。
先回の硫黄岳講習でも1人だけ登れなかったらしい。
でも僕には一緒に登頂できる自信があった。
きっと歩き始めのペースに「潰された」と思ったからだ。

だから5時出発とのことだったが、我が班は10分前に出ることにした。
皆が一斉に動き始める中にいたら、若干スピードに惑わされる。
10分というのは以外と大きいものだ。

我々のペースでゆっくりゆっくり。本人が遅いと心配するくらいで充分。
それで身体を目覚めさせるとともに動きに順応させる作戦だ。

急斜面になる手前からはショートロープと言われる方法でロープを結んだ。
筋力が弱かったり慣れていない人の安全を確保するばかりでなく
安心感を持ってもらうことで余分な緊張感を捨て去る意味もある。

何のことはない。我々がトップでピークに到着した。
天気よく、富士山も見える。笑顔・笑顔・握手・握手。

真面目で素直な2人だからこちらが言うことも良く聞いてくれるし
飲み込みも早い。僕も安心してリードできた。

下りは地蔵尾根から下山。こちらも全く問題無し!
もう少し歩行技術をトレーニングできたら、と思うが仕方ない。
次回、最後の唐松岳で一緒の班になれたらいいんだけどな。

それにしても、喜んでもらえて良かった。





  

Posted by ラテルネ瀧根 at 19:46Comments(2)研修・講習会

2013年04月12日

谷川から高山へ

実は木・金と仕事が入って、研修は3日間しか受けることができなかった。
シューザックとのツーショットを撮りたかったが、
帰り支度が済んだ時、彼は風呂の中。風呂を覗いて
簡単に挨拶し、帰途に着いた。是非また会いたいものだ。

高崎中央病院に入院中のTさんを見舞い、20時半高崎インターから
高速に乗った。もう来週には退院の運びとか。
800mの滑落、本当に軽い怪我で良かった。

お互い山で2回事故に遭っていることが分かり、3度目は命が無いねと
戒め合う。いろんな事を考えながら小雪舞う高速をひたすら走った。

僕を抜いた車のすぐ後ろにパトカー、そしてすぐサイレンが鳴った。
そのまた後続車が、平気でパトカーと捕まった車を120㌔で抜いて行く。
大した奴がいるなぁと後に続いた。

途中、パーキングで2時間ほど寝てしまった。疲れているのが分かる。
できれば途中長野のM氏のところに寄って一杯やりたかった。残念!

今回ベースに使った土合山の家はカメムシだらけ。
来週の白馬研修のベースとなるのはワインの美味しいペンション
「暖家」(ダンケ)だが、来年は是非そちらに行きたいものだ。

その前にゲレンデで相当練習しなきゃ、わざわざフランスから指導に来る
先生に失礼というもの。もっと太く長いスキーにしろと言ってたなぁ。

冬のシーズンは本当に短く、何をやるかの選択は本当に難しい。
いくつか選択肢がある場合、僕は常にスキーを遠ざけてきた。
来年はどんな判断をするのだろう。
やっぱり今年やれなかったクライミングかな?
  

Posted by ラテルネ瀧根 at 06:10Comments(0)研修・講習会

2013年04月11日

研修3日目

新しいスキーと靴を試してみたいという教官のシューザック、
昨日は我々をロープウエーで上がらせて、自分は林道から歩いて行った。

どこを歩いているだろうとその歩きを見るのを楽しみに乗った我々。
しかしその歩きを見ることは不可能だった。なぜなら彼は終点駅にいて
我々を笑って出迎えてくれたからだった。何というスピード、何という体力!

聞くところによると標高差800mを40分とかでレースにも出ているらしい。
我々が切符を買う時間があったとはいえ、彼は前日から風邪を引いている身。
おそるべし、超一流のアスリート!

午前中、ゲレンデでスキー技術の指導を受けた。多彩な指導法、
そして練習法に驚きながらの特訓だったが
2人組に分かれ、先頭のメンバーのあとを同じように滑るという練習の時
下手くそな僕にシューザックがこう言った。「マサミ、ゴー」
(彼は僕が帰るまで「マサミ」と呼んでいた。次回会ってもそうだろう)

僕の後ろを付いてくると言うのだ。気合を入れてスタート、そして
一本足でターンし始めた直後、大転倒。何が何だか分からなかった。
後頭部を痛打した瞬間、首にも痛みが走った。
そんなに大したことないだろうと、今度はシューザックの後を追った。
しかしだんだん頭が痛くなってきて、大事を取って駅に向かうことに。

発音に変化がないか、顔の筋肉が動くか、痛みはどうかチェック。
丁度昼近くだったから、皆もやがて集まってきて午前の部は終了。

午後はDVDなどを見ながらの机上講習。
通訳が訳しながらだからなかなか能率が上がらないが
下ザラメ雪への変態過程や風による積雪の変化など貴重な講義を受けた。  

Posted by ラテルネ瀧根 at 10:38Comments(0)研修・講習会

2013年04月10日

研修2日目

昨日の谷川の天気は最高だった。天神尾根から適当な沢を滑り下りながらの雪崩予測トレーニング、そして目標とする地点に向かった。予め25000図で目標を決め、そこへたどり着くトレーニングだ。それからの登り返しの辛いこと。それにしても、シューザックはスキーがダントツに上手い。伊達に国立ガイド養成学校(エンサ)の教官をやっている訳ではない。そんなエンサと日本で唯一提携しているアルパインガイド協会の素晴らしさを、改めて認識した。  

Posted by ラテルネ瀧根 at 06:11Comments(0)研修・講習会