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2011年08月05日

最後の富士トレは須走り口に

今日はお昼前から富士山に出かけます。

せっかくだから登った事のない須走り口へ。
16時頃着いて、そのまま山頂へ登ってBV。
須走り口は駐車場が狭いので、もし止められなかったら御殿場口へ。
それでも何とか今日中には着けそうです。

明日はお鉢をうろうろしたり、
8合目あたりまでピストンするのもいいかな。
夕方、御殿場口から登ってくるメンバーと合流し
また山頂BV、日曜の早朝下山です。

本当はその足で北岳バットレスを登って
去年、事故で亡くなった松宮君の慰霊をしたいのだけど
飛騨山岳会が月曜に壮行会をやってくれるので延期。

いよいよ、真面目に取り組んできた富士トレーニングも
お盆は .com ですからね。実質これで終了します。

いつも帰りは諏訪湖SAのお風呂か坂巻温泉に入ります。
諏訪湖SAのお湯は無臭でとても軟らかく、525円。
難点は脱衣場が暑い。

坂巻はお勧めの一つ。いつでもまずお客がいない。
もったいないほど湯量豊富で硫黄泉。
湯の花がついていかにも温泉といった感じです。
入浴料は500円。出た後のCCレモンがたまりません!

いつも通り過ぎてしまうのですが
誰か青島温泉と沢渡温泉の情報があったら教えて下さい。
  

Posted by ラテルネ瀧根 at 06:21Comments(0)遠征準備

2011年08月03日

両替、完了!

隊のお金を、ドルとトラベラーズチェックに両替した。
高山はやっぱり田舎だ。
郵便局(本局)には無く、十六銀行、大垣共立銀行
夫々にちょっとずつあるのをかき集めた。
でも夫々が他行を案内してくれた上、
在る分は確保していておいてくれた。
田舎もいいもんだ。

会計責任者の事を「パイササーブ」と言う。

以前、パキスタンで全財産を持ってタクシーに乗っていたら
ライフルを持った警官に止められた。
助手席の下にかばんを押し込んだが
いよいよ降ろされて荷物検査をされる事に。

その時丁度ナジールさんという
登山家であり国会議員の秘書が車で通りがかったのを見て、
大声で「ヘルプミー!」
一旦通り過ぎたもののUターンしてきてくれて、
没収寸前で救われた事がある。

あの時は登山そのものが終わるかどうかの瀬戸際だった。
そんな事を思い出しながら、もう一つ思い出した。

ムスリムの銀行は利息を稼いではいけない。

あれっ何だ~、米議会が合意するだろうと踏んで
76円台のドルを買ったのに、販売価格はえらい高い。
ちょっと銀行さん、儲けすぎやない?
日本は「安全」に持ち歩けるだけ ま、いっか!

  

Posted by ラテルネ瀧根 at 06:37Comments(0)遠征準備

2011年07月31日

今回は富士山トレ、中止

今日も富士山御殿場口から…と書きたいところだけど、
この天気で一ヶ月ぶりに中止。

もう出発まで3週間。
メンバーには家族とともにゆっくりと過ごして欲しい。
休みもなく富士山に通い続けてきたんだから。

出発すると
子どもがいないから、ひとりぼっちで待つ奥さん。
1人息子や娘の帰りを待つご両親、
そして元気一杯に見える我が家の女房も含め
例えそれが空気のような存在だとしても
いない事にはやっぱり寂しいものがあるのだろう。

待たされる事を知らない、「身勝手」な男の価値観に
皆が振り回されているとしたら、僕は極悪非道な存在だ。
これまでそんな事をどれだけ続けてきたのだろうか。

誰かに負担を強いながら「創る」ものに何の意味があるのか、
神々の座に、そもそも遊びに行く資格があるのか、
それこそ「豊穣の神」に叱責されるのではないか。

そんな思いを洗い流そうとシャワーをした。
悩んでも仕方ない。感謝するしかない。
人生、家族にしかかけられない「やんちゃ」もある。
と言っちゃうのも傲慢だなぁ。

久しぶりの朝シャワー、すっきりさっぱり!

待たされる家族に隊長としてのメッセージを書き始めた。
前回のアンナプルナ、
「行く者は、常に山は自己責任と言うけれど、
行く者には還って来る責任もある」
そんな女房の言葉を思い出しながら。
  

Posted by ラテルネ瀧根 at 07:48Comments(0)遠征準備

2011年07月27日

隊荷、無事到着!

隊荷が昨日、無事カトマンドゥのエージェントに着きました。

世界が日本のような国ばかりならともかく、
ポストに投函した郵便の切手がはがされたりするような国ですから
ひとまずホッとしました。

開けられて盗まれるようなことはまず無いとは思うのですが
扱い次第で破損し、中身が行方不明になる事を一番心配していたのです。

日本で扱ってくれた局員さんが
我々が梱包したものを更に補強してくれたとの事、感謝感激です。

カトマンドゥでは
現地で購入するFIXロープ1400mを50mずつに切断したり
デポしてあるテントなどのチェックなど、結構仕事が待っています。

観光省へ行ってブリーフィングもしなければなりません。
登山局長に登山許可をもらうわけです。
他、石鹸・シャンプー・洗濯石鹸・洗濯バサミ・ライター
トレペなどの日用品やケロシン(灯油)・LPガス・スコップ
ブルーシート・トイレ樽・酒・ラダー・スリングなど、
勿論食料や行動食も購入します。
約1週間でそれらを終え、キャラバンに移ります。

滞在するホテルはピンキリで、一泊何十円から何万まで。
我々は食事込み1人1日5,000円で済ます計画なので
朝食付き30㌦の一つ星ホテルを頼んであります。

ポーターさんの日当は18$。ずいぶん高くなりました。
2日働けばネパール人平均所得の1ヶ月分ほどになります。
シェルパの収入は遠征期間にもよりますが
円で20万くらいでしょうか。平均年収の6年分にもなります。
彼等にとってはとても率の良い仕事です。


  

Posted by ラテルネ瀧根 at 06:46Comments(0)遠征準備

2011年07月19日

御殿場口 その2

土曜からの人が多かったのもあったようで
富士宮口や吉田口のような渋滞待ちは一切ありませんでした。
でもやっぱり変わらぬ景色が延々と続くのは辛いものが・・・
コースタイムが8時間40ですから、まるで「行」。

前夜、まさかここまで車は入らないだろうと思ったのが大間違い。
砂地に張ったテントの横にはひっきりなしに車が。
おまけにすぐ隣では、早くからテーブルを出して優雅な朝食。
寝不足でペースが上がりませんでした。

早く着いても一泊するには時間がありすぎるので
10時出発と決めてあったんですが
全員揃ったのが早かったので、トップが9時、
それから10分毎に1人づつ出発しました。
無線の調子を確認するためです。

皆、15㎏から30㎏を背負って登りましたが
早いので5時間、僕が7時間程で山頂でした。

影富士を見たりして時間をつぶし、陽が落ちてから軽い夕食。
暗くなってからの夜景がとてもきれいでした。

焼酎のお湯割り、ウイスキー、日本酒で作った梅酒?
などを軽く飲んでうとうとしたら、
「突風が来るかもしれませんから気をつけて」
とガイドの声。周りは一面ガスに包まれていました。

皆軽い頭痛がありました。
当然パルスオキシメーターの数値も低い。
初めての山頂泊ですから無理もありません。

雑炊を食べて出発。
下りはコースタイムが3時間半。
我々は宝永火口見学コースで2時間少し。
靴下の中まで砂で一杯。耳の穴や鼻の穴まで真っ黒でした。

(一歩で二歩稼げる須走り)


  

Posted by ラテルネ瀧根 at 07:59Comments(0)遠征準備

2011年07月18日

富士山 今度は御殿場口

先週の吉田口にうんざりしたので、今回は御殿場口。
やっぱりそれでもさすが三連休でした。
あんなに長くて小屋のないルートでも駐車場が満杯。

出発前に食べたのがこれ!

薄いカレースープ味なんだけどなかなか美味しかったです。
うどんの腰が絶妙でトマトまで入ってる。
夏限定だそうです。


トイレがこんな作り。常に水が流れています。
全く臭わなくてきれいでした。



登山道は下りの須走りと登りの登山道が別になっていて
土埃、苦になるほどではありませんが
それでも山頂に着いたら埃にまみれていました。



夕日で暖を取る3人


陽が落ちると急に寒くなります。
暗くなるのを待って、岩陰でツエルトに包まり
朝を待ちました。  

Posted by ラテルネ瀧根 at 15:42Comments(0)遠征準備

2011年07月16日

無事届きますように!

昨日は隊荷を友人のいる郵便局に運びました。
写っている上の荷物が後で問題になろうとは・・・

(レガシイに積みきれず、エブリイに積んだ状態)


現地の都合で一回に送れるのは3個まで。
6個持って行ったのだけど
2個の荷物を束ねているのはダメらしく、7個になりました。
3回に分けて発送してもらう事になります。

(多分、接客日本一の局員さん)


やれやれ、後は無事に届くのを祈るばかりです。


帰り道、
急に向こうのカレーを食べたくなりました。
ネパールの食事と言えばタルカリダルバート。
タルカリは野菜のおかず、ダルは豆のスープ、バートはご飯です。
毎日ちょっとずつ変えたものを出してくれて
いくら食べても飽きないおいしいホテルがあるんです。
(どうしても知りたい人には内緒で!)

向こうで一番高級なのがチキンカレー
ある時、お店でチキンカレーを頼んだら
「チキンはさっき向こうへ歩いて行ってしまったからもうできない」
との事。
そうか、野良チキンがいた時のメニューなのかぁ。

懐かしい思い出です。

  

Posted by ラテルネ瀧根 at 07:04Comments(0)遠征準備

2011年07月15日

いよいよ発送です

プラスチックの輸送容器(プラパール)が11日に届き
梱包にかかっていましたが、昨日全て完了しました。

荷姿(奥の5個と手前の1個)


夫々の個人装備は20kgまでザックに詰めて機内預けに出来るので、
90×50×30cm、135ℓのその容器に入れるのは
軽くてかさばるものが中心。


それだけでは隙間だらけになるので、こんな食料や雑貨を詰めていきます。


そんなふうにして5個出来上がった状態が最初の写真。


外装などの紙ゴミ8kgとプラゴミ750gも発生しました。


今日EMSで送って、エージェントに受け取ってもらいます。
現地のポーターさんが1人30㎏背負ってくれるので
現地で購入する食料やケロシン(灯油)なども合わせ
再梱包する事になります。
  

Posted by ラテルネ瀧根 at 06:44Comments(2)遠征準備

2011年07月03日

遠征準備 その3

昨日は医薬品がほぼ揃いました。
あとは発注しておいた凍傷予防のユベラ軟膏を待つだけです。

思い出すのはパキスタンでのキャラバン。
一日の行動が終わるとポーターさんがあるテントに殺到します。
そう、我々に薬を求めてやってくるのです。

毎日「にわか薬剤師」を仕立てて遅くまで対応していました。
ある時は老人が動けなくなってしまい
とうとう静脈注射まですることに。

する方は素人で、もちろん初めての体験です。
おじいさんも暴れるし血管が逃げるってやつで、いやはや大変でした。
それでも翌日は元気になり、帰って行きました。

その時は500人程雇うような大きな遠征隊だったので
その食料を持つのに更に50人必要。その50人の食料に5人・・・
そんなふうにして計580人雇用しました。

ですから食料が減る分、ポーターさんは毎日解雇されていきます。

具合悪くなる事でもう一つ大変だった事。
取材に同行した朝日新聞の記者が
キャラバン中に何と足の裏の皮が両足ともめくれてしまい
パキスタン陸軍のヘリを呼んでレスキューしてもらいました。

東南アジアのジャングルを取材で回った猛者だという
そんな触れ込みだったので苦笑するばかりでした。
もちろん二度と戻っては来ませんでした(笑)

今となっては懐かしい思い出です。


  

Posted by ラテルネ瀧根 at 07:33Comments(0)遠征準備

2011年06月29日

遠征準備も最終コーナー

今朝は4時起きで、笠新道の様子を見に行ってきました。
久しぶりの山道に太ももが悲鳴!(もちろん無視)
帰りに登山道整備のおじさんとすれ違ったので、感謝の気持ちを込めて
デポしてあったザックの上にお菓子を置いてきました。

ブログを振り返ってみると、「アンナプルナへの挑戦」というテーマで
既に10回にわたって書いてきましたが
もう出発まで2ヶ月を切って、
いよいよ今週から具体的な準備に着手しています。

昨日はバローで見つけた漬物用のポリ袋を梱包用に、
そしてガムテープや軍手、マジックなど。
100均では行動食などを入れるジップロックなどを
買ってきました。

食料などの購入については
現地で買えるもの以外でどうしても欲しいものを。
例えばフリーズドライの米や梅干、ジェル、ふりかけ、
味噌煮込みうどん、雑炊の素、マーボ春雨など。

そうそう単4電池が使えるデジカメも買いました。
リチウムバッテリーを充電できませんからね。
それでも一番間違いないのは
昔流行ったシャッターが機械式の「写るんですハイ」かな?

メンバーも徐々に実感が湧き始めたようで
声のトーンがちょっと低いようです。
高速料金も元に戻り、富士山詣でもなかなか大変ですが
これから一番大事な仕事になってきます。
  

Posted by ラテルネ瀧根 at 18:34Comments(0)遠征準備