ラテルネ瀧根の登山塾

一昨日の馬瀬のヘルプが終わってからは、京都の知り合いと一杯。
愛知国体で踏査競技の審判長をされた方で、それ以来のお付き合いだ。

顔を洗ってすぐホテルにお迎えに行くと、ひと目でそれと分かる人が
エレベーターで下りてきた。握手！もう７０だと言うが、変わらんなぁ～！

早速「樹」へ出かけ、生ビールを呷る。孫の話になると相好崩す先輩、
（どっちもどっち？）僕が来年は日山協の専門委員を辞めると言うと
現在の国体の問題点を明確に批判してから辞めるように言われた。

今の国体山岳競技はクライミングだけ。県岳連加盟団体員ではない
フリークライマーを選手に仕立て上げる現状、フリーとは縁の薄い
山屋さんの組織が「競技」に夢中。憂いておられるのも無理はない。

２人で生５杯、焼酎４杯、日本酒３本ばかり飲んでラーメン屋さんへ。
そこでもラーメンをつまみにビールを飲んで、ホテルに送り届けた。
もう一軒、と行きたいところだがアルコピアのひまわり園が待っている。

帰ってソファーに横になっていたら息子が「電気消そうか？」と言ってくれた。
「いやいい」と返事したのを覚えているがそのまま寝てしまったようだ。

気持ちだけは布団で寝ていたようで、朝方女房が夏布団を掛けに
来てくれた時、「俺はいつここへ来たんだろう」と不思議に思ってしまった。

アルコピアはひまわりがほぼ終わってしまった。昨日の朝日新聞に
満開のひまわり畑が紹介されたらしく、それを目当てに来た方もいて
本当に気の毒だった。僕のブログを見て遊びに来ていただいた方も
お見えで、恐縮もした。秋を感じさせるような気持ち良い風の中、
久しぶりにゆったりした気持ちで仕事を終え、帰ってクライミング。
最高到達点を２手進めた息子に拍手。今日はＺＩＰライン最終日だ。