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2013年10月19日

若者の力

体操の白井君、初めて彼の顔を見た時から密かなファンとなっている。
理由はただすごいということの他、甥の長男に似ているという全く個人
的なもの。初めて彼を見た時甥にその事をメールしたのだが、その時
彼は白井君を全く知らず、とんちんかんなやりとりをした記憶がある。

その彼がこの前、世界選手権男子床運動で日本史上最年少王者と
なった。その時「シライ」と名がついた新技「後方伸身宙返り4回ひねり」
は有名だが、跳馬で見せた「シライ/キムヒフン」と名付けられた新技
「伸身ユルチェンコ3回ひねり」は、あまり知られていない。

その白井君、以前から使っていた技が実は新技であることが分かり、
国際体操連盟が認定すれば「シライ2」と名付けられるらしい。

競技を見ていても何回回ったのかなどさっぱり分からない回転技だが、
世界選手権である審判員がそれを指摘し、初めて分かったという。

体操選手は空中認識能力が高いと昔から言われてきた。回転している
時の位置を認識しやすいということが着地の安定を保ちやすいという
ことに繋がるわけだが、それは内村航平も白井君もトランポリンで
培われたそうだ。体操環境にも恵まれ楽しく飛び回ったのが現在の
彼らを創っているのだろう。世界体操で2位となった加藤凌平も、
顔がそのまま技となったようなあの端正なマスクで内村航平に肉薄
している。日本の体操はすごい。若い選手のこれからが楽しみだ。

クルーズトレイン「ななつ星」プロジェクトを統括するのが38歳の職員
だという。欧米の豪華列車を視察した時、日本人を目ざとく見つけた
ピアニストが童謡「ふるさと」を演奏してくれたのに感動し、それを軸に
プロジェクトを進めてきたらしい。改めて若者の持っている力は素晴らしい。

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Posted by ラテルネ瀧根 at 08:52│Comments(0)
 
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