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2013年10月22日

揺らぎ

露天風呂、雨粒踊る i の文字
たまにはドーム つかの間の夢

タイルの目地が ゆらゆら ゆらゆら 
揺れている
陽炎の中を 彷徨うように 
右往左往しながらも
一歩ずつ 歩いてきたような
でも ひょっとしたら 
前に進むことだけが 
正しくはないのかもしれない そう思ったとき
目地はまっすぐだという それは勝手な幻想かもしれない
理想に向かうという 
一方通行の 揺れにも見えて

自分勝手なもの そうさ 人間なんて でも 俺はそうじゃない
人のため 考えてきたよ。 え? それは自分のためだって?
そりゃ 多少の犠牲は あったかもしれない それが 自分勝手?

佐藤君の奥さんは、まっしぐらに山に向かう者に対し「自分勝手」
と決めつけた。もしそうだとするなら、これまでの自分の生き方は
間違っていたのだろうか。素直に考えてみる。何が正しくて何が
間違っているかなんて、神様しか分からないことかもしれない。
山に行くだけでなく、山に向かうもののために考えるこれまでの
生き方は、家族へのその意味では犠牲抜きにあり得なかった。
家族とは。神は自分で考えろと言った、「重力ピエロ」のように。

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Posted by ラテルネ瀧根 at 06:44│Comments(0)
 
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