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2013年11月30日

自分勝手

この間、かつて僕が代表をやっていた千種アルパインクラブの歴史を
エクセルにまとめていた。先の創立記念飲み会では創立からの名簿を
提供したのだが、来年の総会では、もう少し皆さんに歴史を理解して
もらおうと始めた作業。その来年の総会はもう29回目になる。

再来年には30周年記念式典をやらねばならない。今のところ誰一人
として死者を出していない名古屋のアルパインクラブだ。

そんな作業を通じて思った「伝承」というもの。自分だけの山をやって
いれば、それが会に反映されるという「輪廻」にも似たもの。もしこれ
が利益集団であれば集団指導体制も力を発揮するのだろうが、そこは
趣味の世界のこと。肩書きがついたところでなかなか組織運営なんて
ところまで思いは至らない。小さな趣味の組織にはやっぱり先頭に立つ
人間の関わりこそがモノを言う。山への色気がたっぷりの「自分勝手」
な人間には、代表職なんて難しいものがあるのだろう。

何日か前に書いた「わがままで勝手な奴だが、それを分かっていて
今なお付き合っている」これも自分がわがままで勝手だから許容
できるのだと分かっていたし、もし少しは寛容があるとするなら「これ
が誰にでも、というわけにはいかない不思議」という「勝手」を書いた。

「自分勝手の国が、他国の『勝手』を批判する『民主主義』の国」、
それは自分のことでもあった。書くのは勝手な「民主主義の国」で、
僕は例の秘密保護法に行動を起こすこともせぬまま第三者的な
立場を貫いていた。

人は勝手なもの。でなければ、僕もこれだけ山に関わって来られ
なかった。これこそ、今年浮上した自分へのテーマだった気がする。

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Posted by ラテルネ瀧根 at 08:31│Comments(0)
 
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