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2013年12月05日

富士山の事故

パソコンの入力システムがいつからかBaidu IMEになってしまう。
いつもMicrosoft IMEに変更して書き始めるのだが、それを忘れて
先入観と書いたら「問耳みんなな後耳」と出た。“問う耳、皆後ろ耳”
なんてふうにも見えて、「先入観」と通じるものがあるようだ。

その先入観について「中日春秋」に書かれていた。それによると男女
平等の度合いが、日本はとても遅れているらしい。世界136カ国中
105位だそうだ。遺族年金の支給年齢に男女差があったりするのは
「働き手は男で、女は養われる身」という、まさに時代遅れの先入観
に基づくもの。しかしそんなに遅れているのかぁ、とビックリ。

昨日書いた町村さんの森さんへの「労わり」や安部さんの目論見は、
そんな女性への「先入観」を利用したものでもある。それはとりも直さず
多くの人が「先入観」にとらわれているという事。自分だってそうだ。

この前富士山で4人が滑落し男性2人が亡くなった。その内1人は
何とヘリによるピックアップの失敗で、3m墜落してそのまま滑落。
落ちる前にまだ体は動いていたらしいが、隊員の疲労や日没で収容
は打ち切られ、翌日遺体で発見されたという。

ヘリに突起があって(戦闘用に作られたものらしい)それに引き上げた
体が引っかかり、ワイヤーだけがどんどん巻き上げるものだから
ハーネス(救助用の安全帯)が体から外れたと言っていた。上に引いて
外れる構造ではないと思うのだが詳細は分からない。

救助されて当然という先入観から消防の責任を問う声も出そうだが、
一番悔しかったのは現場で救助できなかった隊員に違いないはず。
その場で救助から撤退したこと自体の判断は仕方ないものだと思う。

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Posted by ラテルネ瀧根 at 09:06│Comments(0)
 
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