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2014年01月12日

トータルファイアーズ

昨日は同級生と新年会。3次会の寿司屋までは良かったが、その後
よせばいいのに兄貴の家で飲んでしまった。当然今日は二日酔いで
今の今までパソコンの前に座れなかった。もう15時だというのに、ま
だ何も食べられない。弱くなったものだ。

その新年会までの時間調整に、モーガン・フリーマンがCIA長官を務
めるトータル・ファイアーズという米の映画を見た。

チェチェンに対して米の介入を許さないロシアの新大統領と米国との
緊張。その対立を利用して両大国に戦争を起こさせようというネオナ
チの策動によって、米・ボルチモアで核爆発が発生。思惑通り、米大
統領はロシアの攻撃と断定する。そしてまさにステルス爆撃機によっ
てロシアへの核攻撃がされようとする直前、ネオナチの策動を暴いた
CIA分析官がそれを止めさせるという映画。

死の灰を浴びた大統領がそのまま普通に搬送されるとか、主人公の
分析官が核爆発した直後に、全く無防備にいろいろ真実を掴んで行
く過程など、放射能に対する描写は全くおかしな映画だが、危機その
ものと決断の緊迫感などはなかなかのものだった。

この映画はトム・クランシーの小説がもとになっているらしい。原作で
は核攻撃が中東のテロリストによるものとなっているらしいが、制作
が9・11テロの直後だったとかであまりに生々しく、ネオナチに変更
されたとか。危機というものは、まさに国民に見えないところで、ごく
普通の、平和に見える日常の中にあるというところが筆者の狙いな
のだろう。原作の名が「恐怖の総和」という小説らしいが、まさにそれ
を物語っている。それにしても、あ~気持ち悪い。








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Posted by ラテルネ瀧根 at 15:05│Comments(0)
 
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