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2014年02月26日

失言

安倍さんの靖国参拝についてアメリカが「失望した」と発表した例の件。
衛藤総理補佐官が動画サイトで「逆にアメリカに失望した」とアメリカを
批判していたことが分かった。官房長官に「あくまで個人的な見解だ」
とフォローしてはもらったものの発言を撤回せざるを得ず、動画も削除。

しかし首相補佐官ほどの実力者が言葉の重みを知らないわけがなく、
どう考えても簡単に撤回したりできるものではないと思うのだ。

政治家の政治的な発言については常に反応を考えた上でのものだろ
うし、確信して発言したものを批判されたから撤回するというのが、た
だ単に政治的に問題にならないためのいつもの手法であることは分
かりきっている。ただの市民の失言とはわけが違う。

安倍さん、靖国でアメリカに「失望した」と言われて「決して近隣諸国
を傷つけるつもりはない」とか「説明責任を果たしていく」とかいつも
言っているが、いつでも「やったもの勝ち」と見えてしまう。後で出る言
葉は「そんな意志は全くない」とか「全然意図しておりません」ばかり。
こちらに意図がなければ相手は決して傷つかないとでもいうのか。は
たまた勝手に傷つくなら仕方ないとでも言うのか。「そんなつもりじゃ
ない」という言い訳ばかり。

以前も書いたが子供は人の痛みが分からない。だからこそ親は「相
手の立場に立って思いやること」を教える。そして教えながら自分自
身もそんな自分を目指していく。

安倍さん、どうやらそんな人ではないと見える。だからこそそんな「親」
を見て育ちながら、親の肩ごしに代弁をしてこっちの反応を伺う、そ
んな親孝行の「子供」を大量生産しているようだ。

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Posted by ラテルネ瀧根 at 04:21│Comments(0)
 
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