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2014年02月27日

ヒタヒタと

首相側近の「失言」が続く中、「失言」大先輩の森さんまで真央ちゃん
についての発言で問題になっていたようだ。あの人もいつまでもつつ
かれるが、それはそれで失言と批判されても不思議はない。

しかし先日書いたように、総理の取り巻きの言動は決して「失言」で
は済まされないと思う。そんな中、新たに本田内閣官房参与が安倍さ
んの靖国参拝への「賞賛」を、それも剛速球で投げていたことが米紙
によって明らかになっている。日本の繁栄は特攻隊の犠牲の上にあ
るから靖国参拝は当然というような内容らしい。本人は否定している
ようだから本当のところは良く分からない。

それにしても、憲法9条2項を消すことや96条を変更することはなか
なか思うように進まない。だからもっぱら解釈改憲に突き進もうとする
安倍さんは、変えなきゃいけない時代が来たのだとばかり、憲法を時
の政策と同列に置くようにして官邸主導で変更しようとしている。閣議
決定した上で国会で議論するのだと言う。これには阪田元内閣法制
局長官も「それが許されるなら立法府など要らない」と批判。河野元
衆院議長も「相当の不安を感じている」と懸念を示している。

そんな安倍さんの肩越しに、あくまで「個人」を隠れ蓑にした側近たち
が代弁を繰り返しているように見えて仕方ない。

米軍のアンジェレラ司令官が尖閣問題で、中国がもし上陸した場合
自衛隊と武力的な共同行為は行わないと明言している。アメリカはア
ジアのゴタゴタに付き合っている余裕がないから、これ以上トラブルを
起こしたくない。もっと穏やかに話し合えと言っているようだ。そんな
中、集団的自衛権だけが前のめりになっている怖い現実。

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Posted by ラテルネ瀧根 at 05:28│Comments(0)
 
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