ラテルネ瀧根の登山塾

４月１日、まさに新年度の初日に２つのことを僕は決めた。

１つは懸案の日山協専門委員についてだが、態度を明らかにしようと
委員長以下、特にお世話になった仲間の皆さんに「もう東京には行か
ない」と明言。長らくお世話になったお礼を直接申し上げる機会を
楽しみにしていると、とりあえずメールでご挨拶を送った。

１０年程籍を置いた指導委員会はいつも６月の総会で役員交代があ
る。そこまで続けていると、何だか年度を跨っているからズルズルと
そのまま継続なんてことになりかねない。実際去年がそうだった。

もう１つはこの夏のヨーロッパ行き。モンブランに行きたいというＳさん
とマッターホルンに登りたいというＮさんの夢を何とか実現してあげた
い。それがどうにも踏ん切りがつけられぬままだったが、どんどん料
金が上がっていく航空券を見て、決断することができた。

物事何らかのきっかけで、いつもバタバタと決まっていくものだ。何か
を実現するためには勢いというものが要る。何かに勢いを乗せられる
かどうかという問題かもしれない。また持っているものに力があるか
どうかという問題かもしれない。

Ｓさんが休みを確保しやすいように、７月下旬から月を跨ぐ日程にした。
ジュネーブからシャモニーへ入り、ミディで高度順化して７月２７日か
らモンブランの登山活動に入る。それからスイス・ツェルマットへ移動
し８月２日からマッターホルンの登山活動に入る。それぞれ４日間、
天気に恵まれさえすれば登頂できるだろう。

昨日チケットを確定するつもりだったが、可児市へ行った帰りが遅く
なり時間切れ。今日午前中に最終確定となる。