ラテルネ瀧根の登山塾

昨日は２時に起きてしまったから、朝ごはんを食べ終ったころはもう
お昼のような感じで眠くて仕方なかった。もともと起きたときから眠い
ときに寝ればいいと思っていたので余計なのだが、新作のレンタル
ビデオ「真実のパズル」を見ながらいつの間にか寝てしまっていて、
結局見終わるのに８時間も掛かってしまった。

この主人公チャーリー・クルーズ役は「ホームランド」の主人公の一
人、アルカーイダの捕虜となったブロディ役のダミアン・ルイスがやっ
ている。何をやらせてもかっこいい、渋いおじさんだ。

大体山での早起きを引きずるのは体内時計のなせる業なのだろう
が、これが良い場合と悪い場合がある。日常生活に引きずるのが悪
い場合。良いのは目覚ましが要らないことと、山で何かの異常をすぐ
察知できること。雪が異常に降ったときなどそれを察知してテントが
埋まってしまう前に除雪ができる。

要は体内時計に目覚ましと各種センサーがセットされているわけだ。
結構酔っても火気の取り扱いやコッフェルの保持、水をこぼさないな
どの生活技術とともに身についてしまったものでもある。

一緒にテント生活をすると、中には酔ってだらしなくなったりする人も
いるが、コッフェルでもひっくり返して火傷したら即、感染症。それで
登山はおしまいだ。僕のテントでは、まずそれはあり得ない。

何があっても爆睡できる若い人が羨ましくもあるが、中にはそんな人
間がいた方が、ひょっとしたら山では長生きできるかもしれない。

今日は３時半起床。徐々に平常に戻りつつあるようだ。「一日以上の
余命を持って目覚めたい」の「タイム」を思い出す。