ラテルネ瀧根の登山塾

この時期の釜トンネルから横尾の状況だが、各小屋がＧＷ直前から
のオープンに向けて急ピッチで準備を進めているため、横尾直前の
部分は別として一応除雪車が入っている。ただキャタピラの跡が氷
化していたりするなど、歩きにくいこと極まりない。

上高地（カッパ橋）までは全く雪がないから問題ないが、そこからは橋
を渡って対岸の林道を進むといいだろう。少なくとも明神までは問題
なく行ける。徳沢を越したら新村橋を渡りパノラマ新道への分岐を右
に折れ、そのまま河原を歩くと横尾まで行ける。（帰りに使った）

素直に左岸を進むにせよ、少なくとも横尾直前（河原の車道まで１０
ｍくらいのところ）で河原に移った方が良い。大正池ホテルの先、下に
遊歩道が下に見えるが、そこに積もった雪がおおよその目安になる。
３０センチ以上山なりに積もっているようだと、上高地から先は歩きに
くいだろう。

釜トンネルから横尾まで１５キロくらいだろうか。避難小屋はきれいで
水もあり、とてもありがたい。行方不明になった名越さんも、ここで１
泊している。今回、歩き始めてここまで約５時間掛かった。

昨日は朝からまた右足首が痛くなった。八ヶ岳から帰っておとなしく
していたから、すっかり良くなったと思ったのに。痛風の痛みに近いと
言えば分かりやすいだろうか。ほとんどの装備を避難小屋にデポし
て下山した。５時半に出発し、１０時４０分釜トンネル出口。

卜伝の湯に入りたかったが高山行きバスが５分後にあったため諦
め、駅前「ちとせ」の焼きそばとビールを楽しみにバスに乗った。しか
しここも定休日。足を引きずり、うなだれて家に帰った。