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2014年05月16日

登山の課題 続き

数日前の続きになるが、周りを見ることについて付け加えると、女性
はどうもこれが苦手なようだ。古代、男が狩りをしていた頃からのD
NAなのだろうか。女性は遠くの動物の動きを見て予測をし、狩りの
戦術を組み立てて仕留める仕事から離れ、コミュニティを守ってきた。

分からないことがあるとすぐ隣の人に聞いたりかばい合うのは、女性
のそんなコミュニケーション能力の発達にあるのだと思う。なればこ
そ、女性はそんな自分の、発達したがゆえの弱点を克服する意識を
持たねばならない。周りを見る意識をどう持てるか、これこそ大きな
課題だ。登山の総合力を高めるためには、そんな風に自分の弱点
から脱却しなければいけない。

野山を駆けずり回り、肉体や精神をそれに適応させてきた男と違って
怖がりで動きのバリエーションに乏しい女性。しかし自然は女だから
といってけっして厳しさを緩めてはくれない。まさにその意味ではあく
まで「平等」。それが嫌なら、いつまでも庇護された登山に甘んじなけ
ればいけない。しかし男だって自分を守る事すらできない時もある。
そんな時、それでは生き延びることはできない。つまりそんな登山を
望む限りにおいて、厳しさが有りうる高度や環境下の登山は諦めな
ければならないということになる。

これは男だって同じだ。誰かに頼るだけの登山をしている限りそうい
うことになる。総合力を高めること、自立した登山者になるということ
はなかなか難しいこと。それを潔く割り切ったのが、先日お世話にな
った職域山岳会だった。アドバイスをしながらも、その柔軟な自由さ
に脱帽。中途半端が一番危ないものだ。

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Posted by ラテルネ瀧根 at 06:26│Comments(0)
 
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