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2014年05月22日

呼吸法

リーダーがしっかりしている会でないと、初心者はなかなかついて行
けない。力のあるリーダーならメンバーに合わせた的確なペースを作
り、乳酸が溜まりにくいペースを作ってあげられる。

自分のペースというのは楽なもの。だからある意味、初心者にペース
を合わせるのは大変なこと。でも力があればそれも可能だ。そうして
初心者を潰さないことが、育成の第一歩だ。

では初心者側のできることは何か。「弱い」と言われるほとんどの人
の呼吸は「口パク」になっている。金魚のようにパクパクやることの問
題は、肺のすみずみまで酸素が供給されないところにある。だって吐
ききらなければ新鮮な酸素は入らない。

パクパクやっていては肺の1/3しか使っていないも同然。吐ききる、そ
のために呼吸法と歩行リズムのマッチングを意識してみよう。吐ききる
ために足の運びと呼吸を合わせる訳だ。

平地で4拍子で歩いていても、傾斜がつくに従って3拍子、2拍子と
なっていく。それだけ酸素が要求されているわけだが、酸素の負債を
いかに貯めないか、そのために有効に摂取することが求められる。

それには肺の全てを使って吸うことだ。だから吐ききるのに力点を置
こう。例えば3拍子だったら2拍子を吐くのに使う。「はー、はー、すー」
ってな具合だ。その2拍子目で特に力を入れよう。自然に横隔膜を使
うようになる。肺は空になり、酸素は自然に入ってくる。

偶数の拍子の時、足と呼吸は一体のものになる。そのリズムを大事
にするには、休む時は前足を脱力したまま呼吸の1サイクル休もう。
リズムを保ったまま、新たな一歩に繋げられる。

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Posted by ラテルネ瀧根 at 06:15│Comments(0)
 
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