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2014年05月27日

隠れた要因 その2

先日の話の補足になるが、加齢によって最も衰えるのがバランス感
覚。それに加えて炭水化物の摂取が足りないとどうなるだろうか。そ
もそも筋力が落ちているところで脳の判断力が低下したら、ますます
危機が迫るわけだ。データがあるわけではないが、転・滑落には炭
水化物の枯渇も一役買っていると見るべきだろう。初心者ほど、こま
めに行動食を摂ることを大事にしよう。

それにしても人間って素晴らしい。炭水化物の枯渇を防ぐために脂
肪が燃焼されたり、ある意味飢餓状態を繰り返すことで、脳が脂肪を
エネルギー源にするようになったり。それを思うと「過保護」がいかに
人間を弱くしているかが分かる。

もう一つの補足、それは水分だ。どんな栄養素を運ぶのも水分抜き
にはあり得ない。それに最近は、人間の一番水分が枯渇する時間、
つまり早朝に行動を始め、1時間ほどで心筋梗塞を起こす人が増え
ている。これもあまり知られていない事故事例だ。

朝早く、何も口に入れずに出発するのは極力避ける。最低でも水分
だけは摂るようにする。(日本体育協会では運動を始める前の250
ccの摂取を勧めている)

行動中の脱水は体重×5×行動時間で計算できる。60キロの体重の
人が8時間行動で2400ml。できればその3分の2位は補給したい。
8回休憩するとして1回200mlだ。人にもよるが、一口50mlくらい
だから4口平均となる。

ハイドレーションシステムが普及しているが、給水ポイントなどを確
認し、余分に背負わず且つ必要最小限は補給できるようにしたい。

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Posted by ラテルネ瀧根 at 06:31│Comments(0)
 
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