ラテルネ瀧根の登山塾

力の入らない２日間を経て、昨日はＹのお通夜だった。思いついて
彼の写真のデータをあちこちからまとめ、斎場でスライドショーをや
ってもらえないかと聞いてみた。

プロジェクターはあるけどＣＤでなければ映せないという。「パソコン
を使うんだから別に何でもできるはず」と言ったら、しばらく待たされ
て「できるようだ」とのこと。そういうこと、あまりやらないのかな。

彼のお姉さんに電話をしてその旨提案をしたところ、快諾をいただい
た。ついでに会の「祝い唄」を頂いたが掲示していいものだろうかと
聞かれ、「ちょっとそぐわないのでは」と答えたら「聞いて良かった」と
のこと。本当にご遺族は動転されているのだろう。

斎場は昼までにデータを持ってきてくれという。何でそんなに慌てる
のか分からないが持って行った。チェックに同席を求めるのかと思っ
たがそれもなく、何も分かっていない事務のやりとりに何だかイライ
ラした。「この男、不機嫌につき」

そしてお通夜。スライドショーの全ての写真はプリントしたのでお姉
さんに渡す。残念だけど、動画のデータは見られないのかな？

遺影を見たらやっぱり腹が立ってきた。何で尻尾巻いてそんなとこ
へ行っちゃうんだ。勝負しようぜ。受けて立つよ。飲もうよ、なあ重ち
ゃん。おい、この大バカ野郎！

涙なんかこぼしてやるものか。会員に色紙を回し、祭壇に飾ってもら
った。読経にすら腹が立ってきたが、最後のスライドショーの彼の笑
顔に思った。いつ会えるか分からんけど、その笑顔を忘れない。

今日は１０時から告別式、いよいよさよならだなぁ。