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2014年06月14日

水分補給 その2

昨日の続きで屏風の頭からどうしたかというと、パノラマ新道を徳
沢に向かいながら雪渓を発見。解けてしたたり落ちる水を腹いっぱ
い飲み、水筒にも汲み入れた。良く見たらススのようなものが浮い
たり沈んでいたり。「ゲッ、こんなの飲んだのか」そう思っても後の
祭りだ。何とかそれで息を吹き返して下山することができた。

その1件で水の重要性が身にしみ、余程喉が乾いた時にだけほん
の少しだけ飲むという癖がついた。好きなだけ持てる力が無いから
仕方ない。ビレイしながら共同の水をガブガブ飲んでいるやつには
そんなに飲むなよと注意もした。後に「鬼」と言われる所以だ。そん
な習慣に慣れっこになってしまったから、今は1日1リットルで充分
余る。しかしそれは良くないことに違いない。腎臓障害や痛風の原
因にもなる。

ただ、水分にしてもエネルギー源にしても、常に満たされていて一
種の飢餓状態の経験も無い人間は、いざとなったら弱いものだと
思う。ビバーク経験を積めばビバークなんてどうってことなくなるの
と一緒で、耐えることには結構意味がある。その意味で昔のシゴキ
は一定の意味があったのではないだろうか。

ちなみに僕の痛風は、昔からの内臓肉・ビールという生活習慣とそ
んな山の生活から発症したのかもしれない。尿酸は小便からしか
排出されない。だから脱水は致命的だ。汗からも出れば、そんな嬉
しいことはないのに。

言い訳ではないが痛風の原因である「高尿酸血症」はある筋から
歓迎されているらしい。その筋とは何か。「明日のココロだ~」


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Posted by ラテルネ瀧根 at 06:39│Comments(0)
 
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