ラテルネ瀧根の登山塾

小沢昭一さんの真似で「明日の心だ～」と書いてから３日目になっ
てしまったが、ある筋から歓迎される「高尿酸血症」。その「筋」とは
一体？それは何とアメリカの多くの企業だとのこと。某、超一流企
業の部長をしていた人から聞いた話だ。先回奥穂高岳山荘の宴会
でも「目指そう、高尿酸血症」と盛り上がったものだ。

何でも「高尿酸血症」の人間はアクティブで、企業に貢献する割合
が高いらしい。だから採用の際、それを参考にするという。そんな
持病を持っている僕の言い訳でもなく、それが良い訳でもない。

去年からフェブリク錠というなかなか良い薬が出ていて「ためして
ガッテン」でも紹介されていた。僕はその番組で紹介される前から
かかり付けのお医者さんに勧められて飲んでいたが、それまで飲
んでいたユリノームという薬は、その副作用で年間数人が劇症肝
炎で亡くなっていた。

そんなことだから薬は間違いなく毒だと思っているが、この薬だけ
は真面目に飲んでいる。だって健康のためにお酒を飲まないよう
な人生ほどつまらないものはない。現在は薬で尿酸値の数値をコ
ントロールしながら、お陰様で自由にお酒を飲んでいる。痛風は、
僕の完全な支配下にある。

閑話休題。話があらぬ方向へそれてしまった。砂漠で、自由に飲ん
で良いという条件下において水分摂取量の実験をしたところ、そん
な条件でも、摂取量は損失量に届かなかったという。ハイドレーシ
ョンシステムなどで３０分おきに１００CCなんていうふうに、いかに
強制的に摂取するか、くらいのつもりで飲むようにしたいものだ。