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2014年11月28日

講習会

そうした田舎の「おっとりしたもの」は、やっぱり前に進むための障害
になりやすい。

前にも書いたが、我が町内の組織運営は年寄りを中心とした「例年
通り」で進んでいく。若者にそれを突き破るエネルギーがない。だか
ら変化のない町内運動会など、廃れていく行事が多い。

年寄りが引くこと、そして若い人はもっと自己主張を持つようになら
ないものかと思う。それは「生き馬の目を抜く」ような都会で「刺激し
合う」関係に晒されるような経験抜きに、どだい無理なのかもしれな
い。そしてそれによって多分、田舎の良さは無くなっていくのだろう。
そんな意味では、田舎は田舎のままがいい。

それにしても、井の中の蛙では刺激し合う「ひたむきさ」もわからず
じまいなのだというのが改めて分かった御在所詣でだった。

刺激し合う関係といえば、講師と受講生の関係もそうだ。受講生の
姿勢や態度は持っている人間性やひたむきさで変わってくるが、メ
モを取りながら真剣に聞いてくれたりすると講師だって必死になる
のは当然のこと。その意味でどちらも創り創られる関係だ。

講師は意外と受講者を良く見ている。そして受講生の技術や性格
あるいは信頼関係によって対応を変えているはず。期待を持てな
い講習会は自分でも全くつまらないから、誰かに期待することもあ
る。だからといってそれ以上のものは求めないようにしている。

「人は変わる」と信じていた純粋な頃、それはどれだけ大きなエネル
ギーになったか分からない。「変わることもできる」存在と知ってから
も、そのエネルギーは省エネ型になって僕の中に生きている。






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Posted by ラテルネ瀧根 at 06:31│Comments(0)
 
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