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2014年07月09日

部分と全体 その3

昨日は話があらぬ方向に行ってしまったが、癖の修正の話。

そもそも本気で取り組んだのかどうか。疑うわけではないが、見てい
たわけでもないし、「必死」という言葉の意味が分からないと言った
人もいるくらいだから分からない。

悪い癖を本当に直したいのだったら、教えてもらった修正法をとこと
ん繰り返すのは当然のこと。歩いていても常に意識できるかどうか
だ。それができなかったとしたら、それは突き詰めれば気持ちがな
かったということになってしまう。気持ちが無ければ意識を持つこと
はできない。

無くて七癖と言う。そんな誰にでもあることを、登山に関係するとい
うだけのことで取り上げたたった一例に過ぎないのだが、そんな風
にして自分を変えたいと思う人は世の中にいくらでもいるはず。

そんな人たちが何らかの講習会に出たり答えを求めて誰かに相談
したりする気持ちは良く分かる。今回の件も、少しは僕に救いを求
めてくれたのかもしれない。

何かにすがるのはまるで教会に通う信者のようだと思うのだが、通
えば素晴らしい人間になるのではない。通うことは考える時間を与
えてもらうだけに過ぎない。自分しか自分を変えることはできないの
だと僕は思う。そしてそれがとても難しいことなのは充分知っている
つもりだ。

講習会で勉強することは、それで自分が変われるということではな
い。実践でそれを自分のものにするためのものだ。頭でっかちはむ
しろ、動きの邪魔になることだってある。

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Posted by ラテルネ瀧根 at 06:25│Comments(0)
 
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