ラテルネ瀧根の登山塾

昨日は二日酔いが醒めた１０時ころからレンタルＤＶＤの「キャプテン
アメリカ」を見て、夜は禁酒して「小さいおうち」を見た。

「小さいおうち」の主人公は女中・タキを演じる黒木華とその老後を演
じる倍賞千恵子。倍賞の書く自叙伝が、赤い三角屋根の小さいおうち
に隠された秘密に迫っていく。

倍賞さんは山田洋次監督の映画の看板のような人だし、黒木華は朝
ドラ「花子とアン」で急浮上した注目の女優さん。「長く生きすぎた」と
泣く老婆・タキが胸を打つ。

「花子とアン」の次に始まった朝ドラ「マッサン」は国産ウイスキーの製
造を目指す夫婦のドラマだが、そのモデルとなっているのがニッカウ
イスキー創業者の竹鶴氏。

とんだ朝ドラ繋がりになってしまうが、その名を使ったウイスキー「竹
鶴」を置いていたのが一昨日の「レオン」だった。同級生Ｏがこの夏か
らやり始めたスナック「ＬＥＯＮ」。ジャン・レノがその由来らしいが、た
またま一昨日はＯが休みの日。一緒に行ったＨが電話すると、しばら
くして呼び出されたようにやって来た。疲れて寝ていたとのこと。悪い
ことをした。それにしても律儀なやつだ。

それにしても退職してからスナックをやり始めるとは思い切ったもの
だ。スナックなんて今どき流行らないと思うのだが、よくぞ夢を追いか
けたものだ。Ｏは店主のくせにと言っちゃなんだが、歌が上手いわけ
じゃない。声はいいんだけどな。それはそれでお客が歌いやすくてい
いのかもしれない。

「小さいおうち」にもどんな時代にも、いろんなドラマがある。