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2014年11月06日

岐阜の現実

先日の御在所・藤内壁の参加者は、山岳指導員を目指す人が4人、
そして一般の参加が2人という構成だった。その指導員を目指す4
人の年齢は、残念ながら60代が3人というもの。その内3人は、50
代半ばからこれまでその意欲を「放置」されてきたに等しい。

資格取得で一番重要視されているのは、どこをどれだけ登ったかと
いう山行実績。それを見れば実力はだいたい分かるからだ。

「アルパイン」というロープを使う登山をする会が岐阜ではほぼ「絶
滅」していて、希望者がそれに参加することは不可能に近い。

それを何とかしようと5年ほど前に立ち上げたのが「登攀研」という
横断的な組織だった。参加メンバーがそんな山行をする中で力をつ
け、やがて会の中心メンバーとしてリードしていけるように、という展
望を持ってのものだった。しかし参加者の「気持ち」も弱く、僕が辞め
た途端に開店休業状態になってしまった。

なぜ僕が登攀研のリーダーを辞めたかというと、登攀研のトップは
当時指導委員会普及部長が勤めることになっていた。ところが「瀧
根は岐阜岳連を乗っ取ろうとしている」なんてアホな話が、そのころ
現役副会長から吹聴されていた。「名誉」職にしがみつく年寄りこそ
腐敗の根っこだと思うから、普及部長だった僕は60歳を機に辞め
させていただいた。だから当然登攀研も引くことになるわけだ。それ
以降、「普及部長」は補充すらされていない。

確かメンバーが20数人いたはずだが、何もなかったことのように
議論にすらなっていない。リーダーは展望も示さぬまま、そしてメン
バーは見ざる・言わざる・聞かざるを決め込んでいるようだ。

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Posted by ラテルネ瀧根 at 06:13│Comments(2)
この記事へのコメント
アルパインという命掛けの場面で、くだらない政治ごっこを持ちださないでほしいですね。
Posted by やまたろう at 2014年11月06日 14:10
いや本当です。「変化」を拒むものの打つ政治ごっこ、困ったものです。
Posted by ラテルネ瀧根ラテルネ瀧根 at 2014年11月07日 05:21
 
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