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2014年11月12日

「危険」情報の普及

そんな日山協の活動に頼るのには限界があるとするなら、パネラー
の山小屋支配人やショップ店長が現在やっているような活動を一歩
進めたい。ICI石井店長の久根内さんによれば、山への入口はネット
とショップがメインのものらしい。(アンケートによるもの)

それならネットで、山毎に事故の情報などを充実させるのはどうだろ
う。皆がそれを見るようになれば、危険の一端を知ることができる。

「危険」は伝えにくく発信しにくいもの。だから一般社会を山に持ち込
む人ばかりが増え、事故が増える。「平和」な日本で暮らしていて、「
安全」は社会が作ってくれるものというようなボケた人が多いわけだ
から、情けない話だが「危険」を普及する活動が求められている。

普段の生活でも、“危険は行政任せ”という体質が当たり前になって
はいないか。その結果がハザードマップではないかと思う。そんなこ
とはまず自分で考えるべきこと。何かあった時行政が動くのは当然
だが、あまりに考えなさ過ぎる人が多い。これが平和ボケ。もっと自
立した人間にならなきゃいけない。

ま、そんなこと言っても話は進まない。「花の白馬とか良いことしか
書かない雑誌があっても、『土石流の白馬』なんて本が売れるわけ
がない(ACT元村氏)。「危険」をどう流すかは重要な課題だろう。

どんな小さな事故でも情報を収集し、更新を続ける。そんな地道な
努力が必要だろう。事故は隠されている。もっとオープンにすべき
だ。その障害になっているのが「個人情報」の取り扱い。誰が、とか
そんなことはどうでも良いから、事実関係だけはオープンになるよ
う求めたいものだ。

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Posted by ラテルネ瀧根 at 06:31│Comments(0)
 
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