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2014年11月30日

前に進むこと

講習会を受けた人で全然上手くならない人、変わらない人たちに共通
するのは山に行ってないか、山でアドバイスどおりのことをやっていな
い(意識していない)かのどちらかだ。

トレーニングにおける「意識性の原則」なんてものは、ちょっとでもトレ
ーニング科学を学んだ人なら誰でも知っている原則だし、受講者にし
ても頭では分かるんだろうけど目の前のことに囚われて飛んでしまう
んだろう。へっぴり腰で考えてみると、怖さ先行で意識がどこかへ行っ
てしまう。意識を先行させるためには、そうした状況にもっと慣れる必
要があるということ。それだけ山に向かわなければ、叶わないこと。

自分に自信を持てるかどうかも大きなことだ。意識してやったことに
「やれた」「できた」と思えないと自信に繋がらない。そしてその自信を
増やしていき、もっと傾斜のあるところへとチャレンジする必要がある。
人は、そうだと思ったことを実践するかしないかで全てが決まる。そし
てどこかでチャレンジしなければ前には進めない。

だからよく思うのは、「このアドバイスを実践するのはこの中でどれだ
けいるだろう」なんていう分析と期待。

受講者が一生懸命だと、やっぱり期待も大きくなるのは当然のこと。
「期待」だけに留め置くのは、常に講習会には参加する人たちに共通
するのが“その技術が必要とされるところへ行かない”という現実を見
つけた時からだというのは既に書いた。

登山塾は登山に独り立ちするためのもの。その人に合った、自立す
るためのアドバイスをどれだけできるかが塾の売りでもある。それを
自分のものにするのは他ならぬ自分自身であるのは言うまでもない。





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Posted by ラテルネ瀧根 at 06:39│Comments(0)
 
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