ラテルネ瀧根の登山塾

名古屋から帰ってきて真っ先にやったのが側溝の水を堰止める作業。
高山の人なら誰でも知っているだろうが、側溝の水を貯めることによっ
て雪を溶かし易くするわけだ。

お隣のおじいちゃんが毎年管理してくれているのだが、肺炎で退院し
たばかり。昨日名古屋に出かけていたから、幅４０センチから８０セン
チ、深さが最大１４０センチ程ある側溝も雪で山盛りのままだった。丁
度出てきたおじいちゃんに、こだわりの仕事を伝授していただいた。
どうやら僕が立派な後継になりそうだ。

そうこうしている内、日曜日で天気も良いので近所の人で「雪またじ」
が始まった。「またじ」とは飛騨弁で片付けのこと。ペイローダーがあ
るのはこの辺で我が班だけなので、総出で道路の氷を割ってペイロ
ーダーでどんどん運ぶ。３時間ほど作業しただろうか。すっかりきれ
いになった。これをやらないと道路が何ともゴテゴテなのだ。先日の
落ちてきた枝も始末した。

１９日は自分のところを放ったらかしで兄貴の駐車場の屋根をきれい
に雪下ろし。一昨日は遊んでいたから昨日こそは年賀状をと思って
いたのだが、予定が狂ってしまった。今日からはまた兄貴の会社の
手伝いを頼まれている。しっかり腰にきているので一昨日は名古屋
のジェットバスでほぐしたのだが、しばらく楽になりそうもない。

毎年「師走」は忙しいのに、雪国は雪かきが上乗せされるから困った
ものだ。２８日はジェフ・ロウの講習を受けた人とアイスクライミング。
それまでの６日間で全てを終わらせないといけない。元旦からガイド
だから、僕の正月休みは２９から３１日なのだ。