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2015年01月02日

紅白を見ながら

大晦日に見た紅白、歌にはメッセージがあり力があるなぁなんて思い
ながら見ていたが、特にそれを感じたのは2つ。藤あや子の「あや子
のお国自慢だよ」と徳永英明の「花は咲く」だった。

「花は咲く」は東北大震災のチャリティーソング、「あや子のお国自慢
だよ」も東北の応援歌。徐々に忘れられ、取り残されていくようなもの
を感じるからこそそう感じたのだろうか。2人が持っている独特の世界
が、耳に優しく拡がっていた。

「独特の世界」を創る歌手、すごいものだ。持っているものが違うのは
当然だが、その「世界」のデカさを見せつけたのが「サザン」や「福山」
だろう。新人歌手が1番しか歌わせてもらえないのに、出場していない
彼らがたっぷり時間をもらっている。

その「サザン」の28日のコンサートに安倍首相が赴いたらしい。その
中で桑田佳祐が「衆院解散なんですとむちゃを言う」とアドリブで歌っ
たらしい。彼独特のジョークでもあるのだろうが、そもそもライブで歌
っていた「ピースとハイライト」も現代社会への批判色が強い曲のよう
に聞こえる。

桑田といえばもう結構な歳だ。坂本冬美がずっと昔からファンだと別
の番組で言っていたが、その歳になっていまだに若いファンが多いの
はすごい。すごい世界を持っている彼らの、若者たちに与える影響力
はものすごい。もっともっとメッセージを出してもいいのにと思う。

クリス・ハートもすごかった。一昨年松田聖子とのデュエット曲で一気
に浮上した彼の声も、耳に優しい。そんな「自分の世界」を表現できる
天才たちを眩しく見ながら、僕は落ちて行った。

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Posted by ラテルネ瀧根 at 06:34│Comments(0)
 
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