ラテルネ瀧根の登山塾

昨日は甥っ子が消防の出初式だったので、代わりに仕事を頼まれ
た。相棒は現役を引退している兄貴。痛風発作は「コルヒチン」で収
まってはきているが、まだびっこを引いている。

青少年交流の家の水道が凍結、破裂したとかで報知機に異常が出
たらしい。その点検・修理ということだが、ま、兄貴の荷物持ちくらい
ならできるだろう。交流の家への道は年末の豪雪で通行止めだった
が、昨日の朝から業者の車だけ通行できるとかで一緒に出かけた。

いやはや倒木がすごかった。所長さんの話によるとゲートから１キロ
くらいの間に１００本、その上部も４０本ばかり倒れていたらしい。そ
れを全部チェーンソーで処理してあった。

職員さんたちはゲートから３時間歩いてスキー場まで行き、除雪車
か何かに乗せてってもらったらしい。「５・６豪雪」の時でもそんなこと
はなかったらしいが、一体何なのだろう。重い雪が一気に積もったと
いうことなのだろうか。

交流の家はひどい有り様だった。停電でヒーターが効かずに水道管
が凍結して破裂。宿泊棟の畳は全部カビが生え、ダメになっていた。
とんでもない被害のようだ。

無事仕事を終えて帰り別の仕事を手伝っていたら、奥穂高の４人が
１４時ころ全員救助されたとのメールが飛び込んできた。車で走って
いた時に乗鞍がきれいに見えていたからまず大丈夫だろうとは思
っていたが、良かった良かった。

ボーダーの３人も涙の記者会見。雪洞泊も初めてだったろうに、下
手な山屋より見事な対応だった。どちらもよく頑張った！