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2011年07月25日

登山のルール 「登り優先」

富士山といえば・・・まあどこの山でもそうなのですが
登りの人と下りの人がすれ違います。
そんな時、一般的に「登り優先」なのは皆さんご存知の通り。

しかしそれは、相手を思いやる気持ちから出てくるもの。
金科玉条のように待っていてもらったりするのも困るんですね。

特に歩きにくい側にどいて待っていてくれるならともかく
歩き易いところを塞いで待っている人が本当に多い。
あるいはすれ違えるのにわざわざ待っていてくれる、
これも“待っていてあげている”というのが
見えるようでいただけません。

すれ違えるのかどうかの判断は人によって違います。
車の運転でも車輌感覚の違いで左に寄れない人
右に寄れない人がいますから何とも言えないものですが
登りの人にしてみれば待たれたらその好意に応えたい気持ちになって
頑張って登る気になるもの。
それが通過しにくい側が空けてあった日には
「何だよ~」となります。

実は待っているのだけれど景色を見ているふりをするとか
登りの人が通りたいであろう側を外して下るとか
登山はさりげない、スマートな気遣いをしたいものです。

そのためにはルートの先を読む事と判断力が重要になります。
下りは体力的に余裕があるし
ルートが視界に入りやすい事もあるので
登りの人を気遣ってあげる、というのが登り優先の精神です。


山頂に開設されている郵便局は8月21日まで利用できます
登山のルール 「登り優先」

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Posted by ラテルネ瀧根 at 06:50│Comments(0)登山塾
 
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