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2011年12月10日

芸術論議

昨日、朝ごはんの前にスロバキアの息子と話をした。
彼には今、「ラテルネ瀧根の登山塾」のパンフレットを
作ってもらっている。

ワード文書でだいたいの下書きを送ったのだが、
校正してくれたのは見間違う程のものに・・・。

字の縦書き、写真の色の配置にもビックリしたが、
そのコンセプトに深いものがあった。

何でも、全体の構図にジェリコーの「メデュース号の筏」を
イメージしたらしい。ジェリコーは水平・垂直を重要視する
「新古典主義」を打ち破った作家だそうで、
その遭難している筏は三角形の組み合わせで安定していると言うのだ。

彼が「山」に三角形をイメージしたのかどうかは別として、
登山は、その行為も生活も不安定の中でどう安定を創るかというもの。

その絵の芸術性についてはさっぱりわからないが、
遭難している筏の絵の中に二つの三角形で「安定」が在るのは
僕にも分かる。
(きっとジェリコーが安定を表現しているのではないのだろうが…)

登山もある意味芸術だと思っているが、ある意味共通点を見た気がした。
是非皆さんに見て頂きたいパンフレット、
昨日発注したので来週には出来上がりそうです。

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Posted by ラテルネ瀧根 at 06:33│Comments(0)登山塾
 
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