ラテルネ瀧根の登山塾

朝、記事を書き終えてから間違ってEscボタンを押してしまった。
全てが消えてしまって、やる気を喪失。
同じことは書きたくない・・・昼ご飯を食べて、ちょっとその気になった。

去年の今頃、脳浮腫、そして肺水腫で死にそうだったN。
どうやら飛行機事故に遭った夢を見ていたらしく
目が覚めた時、その事故から僕に助けてもらったと思い込んでいた。

棺桶に入っている夢も見ていたらしいから
間違いなく死に近いところにいたのだろう。

今ではすっかり元気になって山へ行ってるから素晴らしい。

その遠征に出発するとき、登山塾のKさんが
想いを「かりゆし５８」に託して激励してくれた。

「一生忘れないような出来事に出会えたかい
かけがえのない時間を胸に刻み込んだかい」
「一生なんて一瞬さ　命を燃やしているかい」

致死率１００％の人生、どう前を向いて生きて行くかだ。
ネパールの出来事からそのKさんを思い出し、昨日電話してみた。

そうしたところ、小さい時からの夢だった笠ヶ岳登頂に向け
登山塾の実践講座に一歩を踏み出すとのこと。

自分のすることが、人が前を向いて進むのを後押しするって
本当に嬉しいことだ。

それがどんなものかは関係なく、どんな人も最初の一歩がある。
その一歩によって、また次の夢が生まれるよ。
かけがえのない時間を胸に刻み込んで行く、大きな一歩だ。