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2012年11月16日
木曽駒ケ岳
昨日は登山実践講座で木曽駒へ。
一応5時半に出発したが、ものすごい雪!
道中、高根村はプラス20㎝の積雪を考えなきゃいけないから
どうなることかと思いながら、最悪引き返せばいいやと向かった。
塾生のHさんは真っ白な雪山が見たい、と今回の講座に参加。
登山を始めてまだ数ヶ月の、とても前向きな女性である。
等圧線の間隔が広がっていく傾向だから、何とか吹かれないよう
そして一瞬でもいいから晴れ間が広がり見渡すことができたらと願う。
高根はあっけなくクリアー、木曽には雪が無かった。
権平峠を越して駒ヶ根の菅の台へ、お客はほぼゼロ。
そこからバスで約800m上のしらび平へ移動し
千畳敷まで1000mをロープウエーだ。
千畳敷は一面真っ白。積雪は約20㎝との情報だったが
カール地形には吹き溜まっている。おまけにトレース無し。
覚悟を決めてラッセルを始めるが、所によって腰を没してしまう。
ここでこれだけのラッセルをしたのは始めてだ。
Hさんはといえば、時々足を取られて倒れながら大笑いしている。
良かった、苦しいだけでもないようだ。笑いをもらってしまう。
苦しいときほどニヤッとする小西政継を思い出した。
稜線の手前でバラクルバを着用し、夏なら1時間の乗越浄土着。
ここまで3時間掛かった。木曽駒登頂は断念し下山とする。
Hさんは「涙が勝手に・・・」と目頭を押さえている。
僕はその肩に手を乗せ、その頑張りを称えるしかなかった。
アイゼンの準備をするだけで体温がどんどん奪われていくが
Hさんのバランスの良さに救われあっという間に安全地帯へ。
アルカリ性単純温泉・こまくさの湯に入って帰路についた。
一応5時半に出発したが、ものすごい雪!
道中、高根村はプラス20㎝の積雪を考えなきゃいけないから
どうなることかと思いながら、最悪引き返せばいいやと向かった。
塾生のHさんは真っ白な雪山が見たい、と今回の講座に参加。
登山を始めてまだ数ヶ月の、とても前向きな女性である。
等圧線の間隔が広がっていく傾向だから、何とか吹かれないよう
そして一瞬でもいいから晴れ間が広がり見渡すことができたらと願う。
高根はあっけなくクリアー、木曽には雪が無かった。
権平峠を越して駒ヶ根の菅の台へ、お客はほぼゼロ。
そこからバスで約800m上のしらび平へ移動し
千畳敷まで1000mをロープウエーだ。
千畳敷は一面真っ白。積雪は約20㎝との情報だったが
カール地形には吹き溜まっている。おまけにトレース無し。
覚悟を決めてラッセルを始めるが、所によって腰を没してしまう。
ここでこれだけのラッセルをしたのは始めてだ。
Hさんはといえば、時々足を取られて倒れながら大笑いしている。
良かった、苦しいだけでもないようだ。笑いをもらってしまう。
苦しいときほどニヤッとする小西政継を思い出した。
稜線の手前でバラクルバを着用し、夏なら1時間の乗越浄土着。
ここまで3時間掛かった。木曽駒登頂は断念し下山とする。
Hさんは「涙が勝手に・・・」と目頭を押さえている。
僕はその肩に手を乗せ、その頑張りを称えるしかなかった。
アイゼンの準備をするだけで体温がどんどん奪われていくが
Hさんのバランスの良さに救われあっという間に安全地帯へ。
アルカリ性単純温泉・こまくさの湯に入って帰路についた。
Posted by ラテルネ瀧根 at 08:02│Comments(0)
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