ラテルネ瀧根の登山塾

ところで今回の富士山、
トレランのトレーニングで来ている人が本当に多かった。
皆、最低限の装備なのでカッパも防寒着も無いようです。

つい一週ほど前
富士山で疲労凍死の事故があったと聞きましたが
湧き上がる入道雲に「この人達、大丈夫かなぁ」と思いました。

全国の遭難対策協議会でもテーマに上っているらしいですが
トレランブーム、これでは絶対事故に繋がります。

もう一つ、ツアーも多かった。
30人から40人くらいを連れたのが10組ほどいたでしょうか。
どこの山でもそうですが、せめて10人くらいじゃないと
他の登山者の迷惑になります。

そればかりではなく
40人も連れてどうやって安全を作ってあげられるのか、
何かあったらどう対処するのか？
これが富士山のガイドの実態だと思うとガッカリしました。

遅いパーティは15時近くになってまだ出発準備をしてました。
ツアーの事故もまだまだ起きそうな気がします。

最後にいわゆる山ガール、若い女性も多いです。
思わず「可愛い～」と言いそうになったスパッツ。
スパッツを褒めたら失礼かな？と口を閉じましたが
さすがに一昔前のニッカボッカは消滅していて
いや、富士山もポップになったものです。