ラテルネ瀧根の登山塾

【徳本峠への登り】

明神を徳沢側に少し進んだ分岐から、峠へは南に進みます。
落ち葉を踏みながら歩いてたら夫婦連れが降りてきました。
そして「済みません、明神池はどっちですか？」
勿論優しく教えてあげましたが、こっちに入る事自体が分からない。

何でも、しばらく行ったところに明神池の標識があったとか。
（それは入ってきた理由にならないし…）
その先へ行ったら丸太で道が塞いであって、戻ってきたとの事。
（明神は下だと表示してあるのにその先まで行ったんだ…）

ちなみに丸太は塞いであるのではなくて階段状の道でした。



【徳本峠からの下り】

中腹ですれ違った２５歳位の娘さんと、多分そのお母さん。
娘さんが「沢とかが付く名前の小屋はもうすぐですか？」
「沢って…この上は峠の小屋だけど、どこ行くの」と僕。

観光地図を広げて、初めて行きたい所が徳沢だと分かりました。
「じゃ間違えてこっちに入ってきたんだね」僕がそう言うとお母さん、
「でも標識があったよね～」
（分岐に確かにありますが、徳沢でなく徳本峠ね）

簡単な標識は板を斜めに切って矢印代わりにしていたりもしますが
多分それも分からなかったり、また早とちりしたり…。

信じがたい現実も笑い話で済んでる内はいいのですが。
いや、いろいろあるものです。