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2011年12月15日

12日、情報収集衛星H-Ⅱロケットの打ち上げが成功した。
これで成功率が95パーセントとなり世界一流の仲間入りだとか。
唯一の失敗は平成11年の8号機で、
泡が機械を破壊し、エンジンを止めてしまったらしい。

その打ち上げの特集で、
部品を作っている名古屋市南区の工場が紹介されていた。
何ミクロンという精度が要求される部品の製造は全て手作業だという。

すぐ、直木賞を受賞した池井戸潤さんの「下町ロケット」を連想した。
まだ読んではいないが、下町の工場のロケット技術についての意地と
大企業の思惑をめぐるエンターテイメントだとの事。

その番組では、三菱重工業の担当者が「私のところだけでは
決して出来ない仕事で、そうした下支えの上にこの成功がある」と言われ、
かたや下町の工場の責任者は
「培ったものを受け継いでやっているだけ」と謙遜してみえていて、
残念ながら?生々しいものは何も無かった。

それにしても日本のモノづくりは改めてすごいものだ。
また、すごい技術があるからこそ「下町ロケット」も生まれたのだろう。
作家の感性と洞察力って、ものすごい。

中学生が世界を動かしてしまうという、まるで「プラハの春」を
書いたような村上龍の「希望の国のエクソダス」もまた、
「鉄腕アトム」が携帯電話を予言していたようなものだろうか。

少しは本でも読んで、未来を考えたいものだ。


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Posted by ラテルネ瀧根 at 07:02│Comments(0)雑感
 
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