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2011年12月17日

「優しい虐待」

NHK・クローズアップ現代で
「優しい虐待」というものについて取り上げていた。
甘えやわがままを親が分かって認める事で子供はのびのび育つが、
過剰なしつけや教育が引きこもりや不登校を生み出すというもの。

親の期待に応えようとするあまり、自己否定の大きい子が
トラブルに対して折れやすくなるのだと専門家が言っていた。

子供さんが引きこもっている友人がいるのもあって見ていたのだが、
コメンテーターの重松清さんが、「教育ママ、と言われた時代より、
今の親の方が切羽詰っているように思う」「ネガティブなものがあり、
それに蓋をしてきた(はずの)親がそれを認める余裕があれば
子供を認められる」と言われていた。

とことん親を泣かせてきた自分としては、しつけも教育も感じなかったし
(はねのけていた?)親の「期待」には多分何も応えられず
(公務員になったくらい?)流れるまま自由に生きてきたから、
今になって乗り越えられない親の大きさにしょげているお粗末がある。

「遊び」の重要性を書いたりもしているが、
それによって逞しくなるとこんな弊害が生まれるのかも。
もうちょっといい子になって、一生懸命勉強でもしてみれば良かった。

でも、もしそんなふうだったとしたら
「父さん、ぐれるぞ」と言ったら「もうグレとるくせに」と言われた
我が家の歴史は無いのだろう。
親がちょっとばかり出来が悪いのも、いいのかもね。

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Posted by ラテルネ瀧根 at 08:05│Comments(0)雑感
 
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