ラテルネ瀧根の登山塾

３日、ジャンダルム飛騨尾根の３人と槍ヶ岳の４人が救助された。
飛騨尾根の３人については当該山岳連盟からの問い合わせや
状況を伝えてくれた仲間もいて分かっていたが、
北鎌尾根の方はニュースで知った。

楽しい冬山も・・

時期を同じくして現地をトレースした仲間から
「P６かP７のコルにザックが一つだけ残っていた」と聞いていたが、
そのパーティなのだろうか。

槍ヶ岳の救助について専門家と称する人が
「ネットでの天気の把握が大事だ」というような事を言っていたが、
多分大事なところがカットされてしまったのだろう。

むしろ何があっても対応できる装備だと僕は言いたい。
インターネットでおおよその予報はつかめるだろうが、
じゃ悪かったら山へ行かないのか。
インターネットの無かった時代は行かなかったのかとなってしまう。

閉じ込められる事を想定した予備日、そして装備（特に燃料）が大事。
これだけ装備が良くなった時代だが、
装備の軽量化は場合によって低体温症を招く。

彼らも無事で何よりだが、その辺の検証が大事な事だろう。

稜線に出ると風が吹き付ける