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2012年01月22日

昭和

ALWAYS 続・三丁目の夕日に泣かされた。
時代考証も素晴らしく、力王足袋とか観音開きのクラウン、
ミゼットとかニッサン石鹸などとても懐かしく思い出した。

昭和の人間模様と、小雪扮するヒロミとのラブストーリーが織り成す
幸せの本質。それはお金ではなく家族がいる事。

ほんわかと温かい昭和の我が家を思い出した。
狭いボロ家だったが、いつもお客さんがいたような気がする。

すきま風の音がする一部屋に布団を敷き詰め
コタツに皆足を突っ込んで、つねり合ったりして寝ていたあの頃。

泊まっていかれる人も多かった。
狭い食卓にご馳走は無かったが、皆の笑顔があって
子供心にも母の精一杯のもてなしを感じていた。
きっとお客さんもそうだったのだろう。

そんな事が影響したのだろうか、僕も人を呼ぶのが好きだった。
子供が産まれてからも、結構我が家は若者の溜まり場になっていて
襖の上の方にまで反吐の飛び散った痕があった。

娘が思春期を迎えると、それも限界となり静かな我が家となったが
はたして昭和の時代でも、それがアパートだったら
そして娘がいたら、やっぱりそうだったのだろうか。

そしてボロアパートに集まって騒いでいた若者たちは
やっぱり世代の違う若者を呼んで、世話してくれたのだろうか。

昭和は確かに遠くなった。

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Posted by ラテルネ瀧根 at 07:14│Comments(0)雑感
 
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