ラテルネ瀧根の登山塾

東京へ行った時に頼んであったヘルメットがようやく届いた。
これまでいくつ買ったか覚えていないが、一個を除いて全て白。
一応何でも吸収しよう、勉強しようというこだわりのつもり。


これまで使っていたのはイタリーのKONG。
これはネパールで割れてしまった。

数ヶ月古いのを代用していたが、頭に合わすために
パッドを外して使っていたので（そんな事やっちゃいけません）
ズレるのが気になっていた。

僕の頭は両サイドが広がっていて、その分後頭部が絶壁だ。
いかに身動きせずに寝ていたかが良く分かる。

ヘルメットは外人の前後に長い頭を基準に造られているから、
ほとんどのものは頭の両サイドが当たって持ち上がってしまう。
極端に言うと頭の上に載せたハンドボールに
ちょこんと被せている感じで非常にカッコ悪い。

こちらではあまり見ないエーデルリットかなんかにしてみたかったが、
いざ被ってみるとやっぱり見るに耐えなかった。

数あるメーカーの中で比較的広く作ってあるのがグリベル。
ベストでなくベターな選択でこれにした。

長い手足、彫りの深い顔、形の良い頭！・・・
内的なものは勿論、外見的な「無いものねだり」もキリが無いが、
山の道具の中で、ことヘルメットに関してだけはこの頭が恨めしい。