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2012年03月09日

Xシステム ②

人間は、適度な恐怖によって脳内にドーパミンやノルアドレナリン
などの神経伝達物質が作られ、
それが前頭前皮質を刺激して集中力がアップするという。

そして恐怖から逃げるための情報以外をシャットアウトするらしい。
PCで言えば、不要な情報を削除することによって
動きを早くするというようなもの。

痛みをシャットアウトする能力もそこにあるらしいし
危急時に海馬の情報ゲートが開くことで記憶の密度が高く
緻密になり、出来事をスローモーションのように感じて
生きるための時間を作るのだとも言っていた。

昔の話だが、愛知県庁の玄関スロープで車にはねられたことがある。
その時、自分が2m位上へ飛ばされたのだが
それがスローモーションのようだった。

痛みを感じず、着地の瞬間は頭をかばって前転した。
「飛び込み前転成功!」とそのまま立ち上がった瞬間、
膝の痛みでぶっ倒れた。

(そういえばその時運び込まれた隣の国立病院で、膝にたまった
血を見たこともない大きな注射器で抜いたのだが失敗、やり直しに。
その時は恐怖が強すぎたのだろうか、痛みから逃げ出せなかった)

前に書いたが、仲間が墜落した時もスローモーションのように感じ、
理想的な確保をしたこともある。

ドーパミンは前向きに考えたり闘う気持ちを持ったりすると作られるという。
生きるために持っている人間の能力、素晴らしい不思議。

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Posted by ラテルネ瀧根 at 06:42│Comments(0)雑感
 
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