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2012年03月21日

もがき、苦悩、抗い

スロバキアの息子と、久しぶりにスカイプで話をした。もうじき
数ヶ国の作家が集まった展覧会がブラチスラバで開催されるとの事。
 http://zrukydoruky.sk/
(旗を持った絵から右上の日の丸をクリックすると
日本語で見る事ができる)

本人も出展するのだが、文中の「アートに何ができるのか」
という部分に対して彼はこだわっていた。

イラストレーターはテーマを持って製作するのが仕事だが、
自分はイラストレーターではない。
テーマが先にあるアートは果たして有りうるのか、というもの。

想いを持って製作するのとテーマを持った製作とは違う。
テーマに合わせようと色を変えたりするものではないところに
自分の想いを感じて欲しい、という事なのか
「感銘と共感は違う」と言っていた。

「絵は名詞ではない」
“これは何が書いてあるか”ではなく“これに何を感じたか”・・・
そんな「絵の中に運動がある」のだという。

きっとそんな苦悩を重ねて表現できるものも出てくるのだろう。
全て理解するなんて不可能だろうが、何となくアーチストの苦悩が
解るような気がしたし、もっと聞きたいと思った。

http://stakine.web.fc2.com/ 
これは息子のウエブ。こちらからも入れるとのこと。
ちなみに有名な国際絵本原画展も同時開催されるらしい。
(もう一ヶ所はイタリア・ボローニャ)

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Posted by ラテルネ瀧根 at 07:00│Comments(0)雑感
 
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