ラテルネ瀧根の登山塾

一昨日の飲み会、2次会は新入会員が経営する居酒屋へ。

朝、気がついたら何人かが我が家のコタツでざこ寝していた。
コタツの上には東京の嘉泉と長野の渓流がぐい呑みに入ったまま。

お酒といえば、昨日は暖かだったからあちこちで花見だったのだろう。

僕が孫と一緒に遊んでいる写真を、娘が送ってくれた。
相好崩した自分はやっぱりそこいらに居る爺さんだった。

近年、どうも写真写りが悪くなったような気がする。
それにつれてだんだん写真嫌いになるような気もする。

そういえば免許の更新の時警察で撮ってくれる写真、
大概凶悪犯っぽく見えるような気がするのは僕だけだろうか。
逮捕された「犯人」、いかにもそれっぽくて「先入観」の怖さを思う。

先日、アルバイトで雇った人達を看守役と囚人役に分け、
刑務所と同じように作られた施設で暮らす心理学の実験をやっていた。

そこで分かったのは囚人役には命令に従順な態度が生まれ、
看守役はより暴力的・支配的になる事だったという。

別の実験では大学の研究者の指示によって
別室の犯人役に電気ショックを与える役をさせたところ、
多くの人が最大限の苦痛を与えるスイッチまで入れたと言う。
（聞こえる悲鳴などは作りもので、実際には電流は流れていない）

命令されることに従順になってしまう人間の弱さと、
オウム真理教を例に洗脳される人間を取り上げた番組だった。

人間は何と弱い動物だろうか。
現実の自分を認めたくない「お年頃」の強がりくらい、可愛いものだ。