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2012年04月21日

病院の違い

僕がヘリと救急車で運び込まれたのは伊那中央病院だった。
応急処置と点滴をしてもらっただけで夜には名古屋へ移動。
名城病院に着いたのは夜中だった。

早速傷口を開いての洗浄が始まった。麻酔もしないが痛くはない。
露出した骨に菌が付いて骨髄炎になる可能性が高いとかで、
本当に丁寧に骨の断面や傷を洗浄していただいた。

名城病院は脊髄や頚椎の手術が有名で、
他院で手術に失敗した人や県外からの子供も多い。
先生はいかにもバリバリの40代ばかりといったところか。

その5年前に別の病院で手術した時(右足首)は、手術中に
先生の意識が遠のくわ麻酔が切れてしまうわで大変な目に遭った。

「あの先生は気が遠くなるんだから痛かったら大声で騒がなきゃダメよ」
と痛みを我慢し抜いたのを婦長さんに怒られてしまった。

痩せた体から我慢の汗で更に2キロも落ちたが、手術は失敗。
真っ直ぐ付いてなくて翌週再手術となったけど、結局修正できなかった。

おかげで今でも歩くと痛くなるし、足首は90度以上回らない。
そんな経験があったからこそ名城病院にしたのだが、正解だった。

前の病院で抜釘手術をした時、とうとうボルトの位置が分からず
取り残されたままだった。それからも5年経つのだから、
筋肉が巻いて一生見つからないと思っていた。

K2を終えてやってもらった抜釘手術、「右もお願いしたいんですが」
と言ったら「もう取っちゃったよ、何で見つからなかったんだろうね」
いとも簡単にそう言われた。病院によってこれだけ違う。

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Posted by ラテルネ瀧根 at 05:56│Comments(0)雑感
 
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